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石川遼の17年初戦 好感触は1Wショットと肉体にアリ

◇米国男子◇キャリアビルダーチャレンジ 初日(19日)◇PGAウエスト TPCスタジアムコース 7113yd、PGAウエスト ニクラス・トーナメントコース 7159yd、ラ・キンタCC 7060yd(すべてパー72、カリフォルニア州)

全選手が3コースを回る予選の第1ラウンドで、石川遼はラ・キンタCCを回り、4バーディ、1ボギーの「69」でプレーした。開始からスコアの伸ばし合いが展開され、3アンダーは34位タイ。2017年の自身初戦を、首位と5打差で滑り出した。

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08年のプロ転向から10年目のスタートを切った石川は、序盤からティショットが安定し、チャンスを多く作った。プロ2人、アマチュア2人が一緒にプレーするプロアマ形式のラウンド。元メジャーリーグの大投手、ロジャー・クレメンスとの同組で周囲の注目も集め、前半3番(パー3)で第1打をピン右3mにつけてバーディを先行させた。

“インパクトの安定性向上”を求めるスイング修正の初期段階で、前半アウトはパー3を除く7ホールすべてでフェアウェイをとらえた。6番(パー5)はバンカーからの3打目をピンそば1mに寄せて2つ目のバーディ。直後の7番(パー3)を3パットボギーとしながら、後半11番(パー5)は4mのフックラインを流し込んだ。

新たに投入した1W(キャロウェイ・GBB エピック スター)でのショットを初めてラフに入れた13番(パー5)は2打目をレイアップしたあと、4mのバーディパットを沈めた。パー3を除く14ホール中、実に12ホールでフェアウェイをキープ(1Wは8回使用して6回キープ)する安定感。

「16番のティショットは一番良かった。毎年(短いクラブで)刻んでいたけれど、1Wショットのイメージが良かったので、それに任せて打ちました」と手応えも十分感じた。「アイアンは距離感がまだ合ってきていない。パッティングは一番良くなかった」と“伸びしろ”を残したまま、及第点の付くスコアカードを作り上げた。

この日は朝から冷たい雨が落ちた。カリフォルニアの砂漠地帯としては、季節外れの空模様。腰痛で長期離脱した1年前を思い起こさせるような10℃以下の低気温だったが「体の軸、下半身、足回りが安定してきた。ぐらつかなくなってきたと思う」という。

これまでラウンド前のウォーミングアップはストレッチが主だったが、20分程度だったトレーニングを1時間に増やした。起床はティオフの4時間前。宿舎で目いっぱい体を動かしてからコース入りする新ルーティンをオフの間に考え、それも実践。「体も良い状態にある。きょうに関しては、感触は良い方に向かっている」。小さくとも、着実な歩みをまずは実感できる新年初プレーとなった。(カリフォルニア州ラ・キンタ/桂川洋一)

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