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「きょうは残念」松山英樹、優勝にも”73”に苦笑い

◇米国男子◇ヒーローワールドチャレンジ 最終日(4日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72)

タイガー・ウッズ主催の大会で松山英樹が優勝した。世界ランク3位のダスティン・ジョンソンや、5位のジョーダン・スピースらトップクラスの18選手が集結。その中で、日本の若きエースは通算18アンダーとして2打差で逃げ切り、堂々とカップを掲げた。この日は2バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「73」。試合後、ゴルフネットワークのインタビューで「きょうは残念でした」と苦笑いを浮かべた。

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圧勝ムードから一転、訪れたピンチにも冷静に対応した。6打のリードで突入した後半で10番にダブルボギー、14番にボギーと苦戦。ツーサムで回った同じ最終組のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が2打差に迫り、最終18番(パー4)を迎えた。

右ラフから放った2打目をグリーン奥にこぼした。4mにつけたライバル。プレッシャーのかかる場面でアプローチを放つと、クラブを持った左腕を上げた。ピンそば15センチで止まると悔しがったが、パーをセーブして逃げ切った。

今大会は米ツアーの勝利数にはカウントされないが、10月の「日本オープン」から直近5試合で4勝目。「(最近は)良いプレーができている」と人一倍、自分に厳しい松山は言う。だからこそ、この日の苦笑いにつながった。70台となったのは、日本オープン2日目以来で18ラウンドぶりのことだった。

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