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出遅れも脱ネガティブ? 岩田寛に変化の兆し

◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 初日(3日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)◇

4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「73」。出入りの激しいゴルフを終えた岩田寛は、2オーバーの暫定115位で初日を終えた。決して満足いく内容ではなかったはずだが、岩田の表情にも言葉にも、砂漠の澄んで乾いた空気のように“ネガティブさ”は少なかった。

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「朝の感じはそんなに悪くなかった」と、スタート直後の11番、13番(パー5)で2バーディを先行させた。だが、15番の第1打を3Wで左のネイティブエリアに打ち込んでアンプレヤブル。4打目のバンカーショットをタップインに寄せるナイスボギーで切り抜けたが、「球のチョイスを間違えて、ティショットで(右から左に曲がる)ドローを打ってしまった」と反省点を口にした。

17番(パー3)でティショットを左の池に入れてボギーとしたのは、「先に打った(同組)の2人がすごくオーバーしていて、番手というよりは打つ距離を間違えた」。続く18番のティショットを左に曲げて連続ボギーとしたことも、「思ったより風が右から来ていた…という感じ」と、客観的に振り返った。

「前半はそんな感じ。後半は集中力がなくなりましたね」とざっくりとまとめたが、「(最終)9番の2打目、3打目はしっかりできたので、明日に繋がると思います」と、最終ホールのバーディを受けた前向きな発言は、岩田であれば新鮮だ。

前日、詳細を明かさなかった “やりたいこと”は、「なんか違う方向に行ってしまいました」と完璧ではなかったようだが、明日に向けて問われると小さな声でこう言った。

「どうですかね、(上との差は大きくて)ちょっと厳しいですけど…パターが入ってくれれば予選は通ると思います」。岩田の中で、なにかが変化していることを感じさせるには十分だった。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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