ニュース

米国男子リオデジャネイロ五輪の最新ゴルフニュースをお届け

2016年 リオデジャネイロ五輪
期間:08/11〜08/14 場所:オリンピックゴルフコース(ブラジル・リオデジャネイロ)

メジャー覇者の相次ぐ五輪辞退 デイやファウラーの考えは?

オーストラリアのアダム・スコットやフィジーのビジェイ・シン、南アフリカのルイ・ウーストハイゼンシャール・シュワルツェルといったメジャー王者たちが欠場の意向を示した8月のリオデジャネイロ五輪。一方で、28日に開幕する米ツアー「チューリッヒクラシック」に出場する世界ランクトップ10の3選手は五輪の魅力を口にした。

現在世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)にとっては、スコットとともに母国の2大エースと期待されただけに、少々デリケートな問題。「僕たちゴルファーにとっては最高の試合であるメジャーが毎年行われている。僕らのキャリア(の善し悪し)は何回メジャーで勝ったか、何回(ツアーの)試合で勝ったかという点に基づく。だから誰もオリンピックに出ないという選手を批判できない。ゴルファーにとっては金メダルの価値は別のところにあったんだから」と、スコットの選択に理解を示した。

<< 下に続く >>

その一方で「個人的にはメダルを獲ることへのチャレンジが楽しみ。僕は金メダル、他の色のメダルだとしても非常に名誉なことだと思っている」と出場意欲を口にした。

米国代表は現段階で出場枠は上限の4つ。世界ランク5位で3番手につけるリッキー・ファウラーも「詳しいことは分からないけれど、出ない選手には大きな理由があるんだと思う」とし「僕は100年以上ぶりに(ゴルファーが)オリンピックに出られる機会は一生に一度の経験になると思っているひとり。米国のために戦い、開会式で行進して、オリンピックの一部にでも参加できたら特別なものになる」と述べた。

「ゴルフというスポーツがどれほど世界的なものになるか分からないが、そうなればいい。それこそがオリンピックでゴルフが行われる意義」と言うのは、ジャスティン・ローズ。「マスターズ」を制したダニー・ウィレットに次ぎ、現在、英国代表の2番手につけ「勝てば僕のキャリアのひとつのハイライトになる。もちろん普段のメジャーの試合と同じように準備を進めるつもり」と、五輪をメジャーに匹敵する大会と位置づけている。

とはいえローズも「『メジャーとオリンピック、どちらが重要か』という問いに答えるのは難しい。どちらもそれぞれの考えの上に成り立っている」と、各選手の立場と決断を尊重する考え。リオ五輪開幕まで、あとちょうど100日だ。(ルイジアナ州エイボンデール/桂川洋一)

関連リンク

2016年 リオデジャネイロ五輪



あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!