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調子は2%→50%に大幅アップ!? 岩田寛が12位スタート

米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の初日、モントレーペニンシュラCCをラウンドした岩田寛は7バーディ、2ボギーの5アンダー「66」(パー71)。首位と3打差の12位タイで滑り出した。

不安はあった。スタート前の練習場では球が散り、岩田の表情に暗い影を落としていた。「朝はいつもあんな感じです」とするが、この日は違和感のある左肩を考慮して、痛み止めをのんでいた。「自分が思ったとおりに動かないというか、固い感じはあった」という。

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だが、スタートホールの10番(544yd/パー5)で、3Wで打った2打目をピン手前3mのイーグルチャンスにつけた。「当たらないと思って大きいクラブで打った。たまたまです」とつれなく振り返った。イーグルパットはカップに蹴られたが、続く11番でも4mを沈めて連続バーディ。その後も、フェアウェイを外したのは1回だけで、パーオン率77.8%(14/18)と安定感のあるプレーを続けた。

オープンウィークとなった前週は、ロサンゼルス近郊のゴルフ場でラウンドを重ねた。ショット復調の兆しをつかんだのかと聞けば「多少」という。ただ、3週間前は「2%」と表現した状態は「50%くらい」と大幅アップ。「紙一重のところ。思った通りに打とうとするとミスが出たり、難しいところ…」と分析するが、結果が上向き始めているのは良い兆候だ。

予選で使われる3コースのうち、この日一番平均ストロークが良かったのは岩田が回ったモントレーペニンシュラの「69.327」(パー71)。「もうちょっと行けたなというのもあるし、こんなもんかなというところもある」と、まだコメントは控えめだ。

2日目は、世界のゴルフ場ランキングでも常に上位を占めるペブルビーチGLをラウンドする。「練ランで楽しみは終わったので、まあ普通に回るだけですね」。リップサービスがないのはいつものことだ。(カリフォルニア州モントレー/今岡涼太)

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