ホールインワンを達成したスピースは同組のラヒリから祝福を受けた(Scott Halleran/Getty Images)

タイガー・ウッズの招待試合「ヒーローワールドチャレンジ」で、連覇を狙うジョーダン・スピースがホールインワンを達成した。そのほかに3つのバーディを決めるノーボギーラウンド。「67」は5アンダーの4位タイ、首位には1打差と絶好のスタートだ。

出場18選手が全員アウトからスタートする4日間大会。最初のパー3である2番、左手前に切られたピンまではこの日、ティから175yd。向かい風を計算して6Iで放ったボールは、カップ手前およそ60cm手前に着弾して消えた。「まさか入るとは思わなかった。ピンを突き刺すショットができたと思ったから、（ショットの直後に）歩き出したんだけどね。PGAツアーのイベントでホールインワンなんて最高だ」

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前年大会は2位に10打差をつけて圧勝。メジャー2勝、フェデックスカップ王者、世界ランキング1位到達などキャリアで最高の1年となる2015年につなげた。ディフェンディングチャンピオンとして臨む今年も、前週「エミレーツ オーストラリアオープン」からの連戦。自宅のあるテキサス州ダラスに立ち寄ったあと、火曜日の午前中にバハマに入る大移動だった。

「もっとプレーを改善できると思っているし、精神面においても良くなると信じている。2015年よりももっといい選手になって次のシーズンを終われると思う。そうであれば、優勝もついてくるはず」。リゾート地の雰囲気にも後押しされ「もちろんコース上では違うけれど、（気持ちの）半分くらいはお休みに入っている」とリラックスムードを漂わせながらプレーする。