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「何回もキレてます」岩田寛はガマンが実り27位

ネバダ州のTPCサマリンで開幕した米国男子ツアー「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」初日。岩田寛は4バーディ、ノーボギーの「67」(パー71)で回り、4アンダーの27位タイと上々のスタートを切った。

午前中のスタート直後から、各組の遅れの影響もあって進行は滞り気味。岩田はティショットに精度を欠いて、チャンスをなかなか作れない展開で持ちこたえた。パーを続けて迎えた8番(パー3)。左から9mのパットを放つと、カップに沈む前に確信を持って歩き出す。「その前のホール(7番)でカラーからパーを決めた。あれが大きかったかなと思う」と好感触をつかんだ直後の初バーディだった。

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10番で2つ目のバーディを奪った直後には、招いたピンチを立て続けに耐えた。2打目をバンカーに入れた11番では2mのパーパットを沈め、12番ではグリーン左手前のラフから下りのアプローチのあと、3mをねじ込んでボギーを回避。「説明できないんですけど…“こういう感じ”、フィーリング、リズムが出ているなというのがあった。ウェブドットコム(ツアーファイナルズ=入れ替え戦)のときから、あまりしっくりきていなかったけど」。

終盤のチャンスホールである15番では1Wで花道まで運び、続く16番(パー5)はアイアンでの2オン成功から2連続バーディ。そつのないプレーで、ノーボギーでまとめてみせた。

メンタル面でのアップダウンについては「何回もキレてます」。それでも「ボギーが出なかったんで…ティショットに対してはイライラすることが多かったですけど、そこからうまくパーを取れた。うまくマネジメントをして、いろんな部分でカバーできました」。持ち味のひとつである、ショートゲームの精度の高さで耐え忍び、チャンスをものにした。

遠い先ではなく、目の前の事象に集中する岩田。2日目への修正点は?「ティショットに不安がある。あとはなんだろう…あしたにならないと分からない。バランスよく調整して、あしたに臨みたい」。ホールアウト直後からの居残り練習はおよそ2時間に及んだ。(ネバダ州ラスベガス/桂川洋一)

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