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2015年 フライズドットコムオープン
期間:10/15〜10/18 場所:シルバラードCC(ノースコース)(カリフォルニア州)

松山英樹は要所を締めて決勝へ 首位と7打差

スコアメークの“ツボ”を押さえる嗅覚と決定力。松山英樹にはそれがある。カリフォルニア州のシルバラードCCで開催中の米国男子ツアー「フライズドットコムオープン」2日目。2アンダーの48位タイから第2ラウンドを開始した松山は4バーディ、2ボギーで回り、連日の「70」をマークして29位タイで決勝ラウンドに進んだ。

インコースからスタートしたこの日は前半12番で1.5mのパーパットを外して、ボギーを先行。チャンスをなかなか作れない序盤だったが、続く13番で花道からロフト52度のウェッジでチップインバーディを決めると、15番(パー3)では第1打で奥からの傾斜を使ってボールを戻し、ピンそば3mにつけて2つ目のバーディを奪った。

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パッティングで逃したチャンスも確かにあったが、終盤の我慢強さがキラリと光る。ティショットを左に曲げた6番でボギーを叩き、通算3アンダーで迎えた7番(パー3)。グリーン左のバンカーから放った2打目はピンを2mオーバー。この大事なフックラインのパーパットをしっかりと沈めた。ピンチをしのぎ、最終9番(パー5)でバーディフィニッシュ。「7番でいいパットが入って良かった。あれをボギーにするとカットライン上だった」と、要所を締めたプレーを納得顔で誇った。

「ザ・プレジデンツカップ」の週末に見せたパッティングの冴えが霞んでいるが、「きのうに続いてフィーリングが良くない感じですけど、一時期の悪い時期よりはいい」と断言する。それだけに「“ちょっとしたこと”で、もっと入ってくれると思うんですけど…そのちょっとが、きのうも、きょうも見つからない。練習グリーンでいい感じで打てても、すこしアドレスが違ったりすると変わってくる」と、もどかしさもある。

ただ、その前週の4日間は松山にわずかでも自信を植え付けた。「プレジデンツカップの時は、初日に(パットが)悪くても土曜日に修正できた。そういう風になればチャンスは出てくる」。短い期間内での復調の経験。それが、言葉を重くさせない理由のひとつだ。

トップとは7打差で決勝へ。「あと2日間やれる。ひとつでも多く伸ばして、優勝争いに加わりたい。できれば勝ちたいと思う。まずはそれ以前に、あしたしっかり伸ばして、そういう位置で回れるように頑張りたい」。同コースでの昨年大会も、トップフォームではないながら3位。再現や、それ以上の結末の望みはまだ捨てがたい。(カリフォルニア州ナパ/桂川洋一)

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