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2015年 フライズドットコムオープン
期間:10/15〜10/18 場所:シルバラードCC(ノースコース)(カリフォルニア州)

イーブンパー出遅れも 石川遼は攻めて「1Wは合格点」

米国男子ツアーの2015-16年シーズン開幕戦「フライズドットコムオープン」が15日(木)、カリフォルニア州のシルバラードCCでティオフ。石川遼は3バーディ、3ボギーの「72」で回り、イーブンパーの暫定88位タイと出遅れた。

本格参戦から4年目の新シーズン。石川は優勝した9月「ANAオープン」から日本で見せてきたアグレッシブな姿勢をオープニングゲームで披露した。出だし2番(パー3)、4番とグリーンを狙うショットでピンに近いサイドのラフに外し、アプローチが振るわず2ボギーが先行。それでもスタート前の練習場で、左に曲がるショットを連発していた1Wがコースでは安定し、大崩れを逃れた。

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12番でフェアウェイの真ん中からピンそば1mにつけてバーディ。さらに16番(パー5)では1W、3Wとつなげて2オンに成功した。1週間のオフの間に、ダウンスイングでクラブがフラットになるのを防ぐことに意識を置き、スイングイメージを変更中。「最近打てていなかった良いドローボールが出た。クラブが寝なくなっている分、軌道が安定しているのかなと思う」。2パットで振り出しのイーブンパーに戻した。

パー3以外で1Wを握らなかったのは後半17番だけ。ピンが手前に切られた同ホールは1Wでフェアウェイに置いた場合、左足上がりのライでスピンコントロールが難しい距離が残るため、3Wでティショットを打った。

「ここ最近で一番いいですね。きょうは最後の方は自信満々で振れた。これくらいの内容で1Wに関しては出来れば合格かなと」

フェアウェイキープ率は全選手平均55.16%をわずかに上回る57.14%。スコアメークで足を引っ張ったのは、むしろ自信を持っていたはずのショートアイアン、ウェッジショットの低い精度だった。「スイングを変えている影響がある。フルスイングの時は良い感じになっているが、あとは距離感」と課題を挙げた。

周囲のバーディ合戦に遅れを取り、決勝ラウンド通過圏外で初日を終えた。2日目はまず予選通過のボーダーラインが気になる午後のプレーとなるが、守りに入るつもりはない。「(攻めるプレーは)やるまでは怖いんですけど、一回攻めなくなると、攻めることに対して抵抗感が出てきてしまう。常に攻めている人は抵抗がない。ミスをしたらそこからリカバーするだけ」。シーズンはまさに始まったばかり。昨季終盤にギリギリではあったが、シードを確保した。だからこそチャレンジできる今がある。(カリフォルニア州ナパ/桂川洋一)

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