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ウィンダム選手権
期間:08/20~08/23  場所: セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

タイガー・ウッズの首位争い 競う選手らの思いは?

2位に順位を下げたが80勝目を射程に捕ら 2位に順位を下げたが80勝目を射程に捕らえて最終日を迎えるタイガー・ウッズ

米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」3日目。首位タイからスタートしたタイガー・ウッズは、耐えながらも3バーディ、1ボギー「68」(パー70)とし、通算13アンダーの2位タイに後退してホールアウト。2年ぶりのタイトルに向けて、あすの最終日は最終組の1つ前から2打差を追ってスタートする。

この日発表されたギャラリー数は3万4000人。その大観衆の中心で、ウッズは必死に首位争いにとどまり続けた。

「苦しい1日だった。良いショットは打ててはいたと思うけど、ピンの手前にほとんど乗せることができなかった。毎ホールのようにピン奧にボールを乗せてしまい、ディフェンシブなパットをせざるを得なかった」とウッズ。「その結果、バーディを量産できなかった」。

この3日間で自己ワーストの31パット。14ホールでパーオンを成功させながら、ファーストパットをオーバーさせて1m強のパーパットを残すしびれる展開が続いた。後半10番では7mのパーパットを沈めてガッツポーズを作ったが、最終18番では1.5mが右カップを蹴っての3パット。この日唯一のボギーに、観衆からひときわ大きなため息が漏れた。

約2年ぶりの優勝を狙うウッズの脅威は、選手によって受け止め方に微妙な差が出てきている。

この日「62」のビックスコアを叩きだして2位タイで最終日を迎えることになったヨナス・ブリクスト(スウェーデン)は、「自分が(タイガーと並ぶ)1位タイになったので良かったと思っていたら、タイガーが1番でバーディを獲ったから、自分は2位に落ちたんだ。嬉しくなかったね。だから、もっとバーディを獲らなくちゃって思ったんだ。いや、冗談だよ(笑)」と、茶化す余裕も。

一方、「12歳の頃から知っている」という41歳のジェイソン・ゴアにとっては、今もウッズは偉大な存在であり続けている。「多分、自分は最も熱心なタイガー・ウッズのファンだと思う。彼のことをハンデ20の選手のように扱う人たちもいるけど…、まったく信じられない。彼がどれだけの人々をゴルフに引きつけているか。彼のおかげで我々は良い生活が送れているし、彼のおかげで仕事にありつけている人もいるだろう。彼がまた元のタイガー・ウッズのように良いプレーをするのを見るのは素晴らしい。みんな、それを見たいと願っているんだから」。

ともあれ、ウッズにとって久しく遠ざかっていた優勝のチャンス。もし勝てば節目の通算80勝目となり、最多優勝数を保持するサム・スニードの通算82勝まであと2勝に迫る。ちなみに、当時47歳のスニードが通算80勝目を飾ったのは、1960年の今大会だった。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/塚田達也)


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