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2015年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/13〜08/16 場所:ウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州)

小田孔明が「全米プロ」滑り込みで実感 “食”の重要性

海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」に招待枠から出場する小田孔明は11日に初めてコース入りし、午前6時45分から18ホールをプレー。初出場で予選落ちした2010年大会と同じコースのウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州)へ5年ぶりに足を踏み入れた。

小田本人にとっても想定外だったという2年連続3度目の大会出場。例年の招待選手は『世界ランク100位以内』が慣例となっており、前週を前に113位にいた小田は「完全に諦めていた」という。吉報が届いたのは、前週「WGCブリヂストンインビテーショナル」月曜日の練習中。マネージャーのもとに連絡が入り、滑り込みでの出場を確認した。

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そこからはバタバタだった。翌週に抑えていた帰国便をキャンセルし、移動手段やホテルの手配で大わらわ。慌ただしい中にあって「それだけは良かった」と笑ったのが、経由地のシカゴで日本食を大量に調達できたことだ。

1週間の予定で渡米したため、前週は外食が続き、「肉、ピザ、肉、ピザ・・・具合が悪くなっちゃったよ」と辟易していた。それだけに、食のストレスを解消できたことに「それは大きい」と真顔で語った。チームで宿泊している今週の宿舎はキッチンが付いており、調理したおかずとともに、レンジで温めたご飯を堪能している。

「みんなでウマイ、ウマイって食べてる。それだけで気持ちがラクだよね」。同じく日本食が恋しくなり始めた報道陣の食欲を刺激して笑い、大舞台への英気をアピールした。(ウィスコンシン州シボイガン/塚田達也)

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