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「なんで池に入ったのか分からない」 松山英樹は打感と結果にズレ

オハイオ州のファイヤーストーンCCで開催されている「WGCブリヂストンインビテーショナル」2日目。14位タイから出た松山英樹はショットが大幅に乱れ、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「75」(パー70)とスコアを落とした。開幕直前の状態から調子が急降下。通算4オーバーの49位タイに後退した。

インコースからスタートした松山は、いずれもパーオンを逃した序盤11番、13番、14番で、リカバリーもままならず開始5ホールで3ボギー。停滞ムードで自らの“異変”を確信したのは16番(パー5)だった。フェアウェイから残り138ydの第3打。ピンを狙ったショットがグリーン手前の池に消え、ダブルボギーを呼び込んだ。

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「なんで池に入ったのか分からないままで…いいショットではなかったが、池に入るようなショットではなかった。そこが自分の中で感覚がズレているところ」

中盤以降もなかなかチャンスを作れず、後半3番では右ラフから再び手前の池に入れて4つ目のボギー。終盤8番に残り150yd余りから、グリーン右手前の狭いエリアをとらえ、ピンそば2mにつけるショットでこの日唯一のバーディを決めたが、首をひねった。

「球自体は良かったんですけど…納得いかないですよね。たまたま、その球が出た感じ」

松山が自分のラウンドについて最も嫌悪感を示すのが、ショットの感触と弾道のイメージが合わない時だ。「きのうの練習場もそんなに悪くないと思っていたら、メチャクチャなんで…。練習と本番のスイングがだいぶ変わっているということだと思う。光明は?うーん、真っ暗ですね。そんなに調子が悪いと思っていなかったのに、こんなんで、なんでかな…という感じ」。世界屈指のショットメーカーがこの日、ティショットでフェアウェイをとらえたのは、パー3を除く14ホール中わずか3ホールだった。

単独首位のジム・フューリックが2位に4打差をつけて快走しているが、後続は混戦状態。「ミスパットはきのうよりも減った。あしたもこのパットができて、ショットが修正できれば、4アンダーくらいは出せる。4アンダーくらい出しておけば、まだチャンスはある」とグリーン上での勝負には自信も見せる。

「ここまで調子が悪いのも久しぶり。どうにかしたいと思う」。もやもやした気持ちを胸に抱えながら、足早に練習場へと向かった。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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2015年 WGCブリヂストンインビテーショナル



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