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RBCカナディアンオープン
期間:07/23~07/26  場所: グレンアビーGC(カナダ)

ラウンド中にキャディをパワハラ解雇? ギャラリーが代役完走

アレンビーは今季からコンビを組んだキャディのミック・ミッドルモ(左)を試合中にクビにした ※撮影は2015年「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」(Halleran/Getty Images)

米国男子ツアーで、出場選手がプレー中にキャディを“解雇”するトラブルが起こった。カナダ・トロント近郊のグレンアビーGCで開催中の「RBCカナディアンオープン」初日、ロバート・アレンビー(オーストラリア)が帯同キャディのミック・ミッドルモのクラブジャッジを責め、途中からギャラリーがバッグを担ぐという珍事に発展した。

問題が起こったのは前半14番(パー5)、フェアウェイから残り135ydの第4打で、7Iを握ろうとしたアレンビーは、ミッドルモのアドバイスを聞いて8Iでショットしたが、ボールはグリーン手前のクリークに落ちた。

同ホールをトリプルボギーとする原因となり、アレンビーは「毎週こんなことばかりやっているじゃないか。3カ月、4カ月、5カ月も! おれたちは同じミスばかり続けている。こんな状況でお前は何にも役に立っていない!」と激高。反抗的な態度を見せた相棒に対し「最悪だ。2度とキャディは任せない」と言い放ったという。

一方、ミッドルモは「風向きが変わるのを待とうという話しかしていない。8Iだとクリークに落ちるからと。(アレンビーが言う)7Iについての話し合いはなかった。グリーンから10mも手前に落とす、ただのミスショットだった」とし、両者の話は食い違っている。周囲に聞こえる大声で罵倒され「あんな行為はオフィスだったらどこの国だってイジメだ」と反論した。

ミッドルモは折り返しホールの18番までバッグを担いだが、直後に退場。すると、アレンビーはロープサイドにいたギャラリーにバッグを担ぐようお願いした。

急きょ大役を引き受けたのは地元オンタリオ州の学校で校長先生を務める61歳のトム・フレイザーさん。友人と観戦に訪れていたところ「最初はキャディさんがトイレに行っているのかと思った」と驚きながらも代役を引き受け「人生のすごい経験になった。いつも担いでいる自分のキャディバッグよりも少し重かったね」と後半9ホールを“完走”した。

アレンビーは結局「81」を叩き、9オーバーの最下位で第1ラウンドを終えて棄権した。なお、オーストラリアのメディアが報じたところによると、アレンビーのキャディが試合期間中にコースを去ったのはこれが4度目だという。


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