コースに溜まった雨水を大会関係者は懸命にかき出した

スコットランドのセントアンドリュースで行われている今季の海外メジャー第3戦「全英オープン」は17日、第2ラウンドがスタート。大雨の影響により、第1組スタート直後の6時46分（現地時間）から3時間を超える中断を強いられたが、10時ちょうどに再開した。

ゴルフの聖地として知られる会場のセントアンドリュース・オールドコースには、前日深夜から強い雨が降り続き、早朝からフェアウェイには多くの水たまりができていた。予定通りに6時32分（14時32分＝以下、日本時間）にこの日の第1組がスタートしたが、1番ホールのプレー中のわずか14分後、天気の回復がしばらく見込めないことなどから中断のホーンが鳴った。会場ではスタッフによる排水作業が行われ、雨の上がった10時（18時）に再開した。

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1番のティグラウンドと18番グリーンを望む観戦スタンド前には池ができた

各組のスタート時間が新たに発表され、日本人選手は、初日7オーバー151位タイの岩田寛が10時半（18時半）にスタート。3つスコアを伸ばしてハーフターンした。イーブンパー64位タイから巻き返しを期す松山英樹は17時48分（18日1時48分）となった。

天気予報では、この後、強い雨は降らず曇りになると見込まれる。気温は最高でも17度と肌寒く、最大秒速11m前後の風が吹く見通し。日没予定時刻は22時前となっており、第2ラウンドの残りがあす18日（土）に持ち越される可能性がある。

＜ほかの日本勢のスタート時間＞
藤田寛之 12時14分 －1（41位）
池田勇太 12時36分 ＋2（109位）
小田孔明 13時31分 ＋1（87位）
手嶋多一 14時26分 ＋4（139位）
富村真治 16時59分 ＋1（87位）
高山忠洋 18時21分 ＋3（127位）
（日本時間は＋8時間）

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