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場外弾に新宿ジャック!タイガー・ウッズが3年半ぶり来日

ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズが3年5カ月ぶりに来日し、26日(日)、契約するナイキゴルフのイベント「TIGER WOODS IN JAPAN」で、場外弾や美技を披露した。

横浜市のゴルフ練習場で開かれた催し「タイガーに学べ」では、抽選で参加したアマチュアゴルファー72人を前に、試合前に自らが行っている練習法を実演。サンドウェッジから始めて、8I、4I、3W…。高い球や低い球、まっすぐな弾道、右に打ち出してから左に大きく曲げる弾道と自在に打ち分けてみせた。

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1Wショットで、170yd前方の高さ56mのフェンスを越える場外弾を放つと、会場はため息にも似た感嘆の声で満たされた。

ウッズは「どのクラブでも大切なのは必ず、フェースの真ん中で打つこと。センターヒットをするようにし、バランスの良いフィニッシュを取ることを心掛けよう」とアドバイス。「ゴルフは身体を使ったチェスだと思っている。どこにボールを落としたらゲームをうまく運べるか、いつも考えている」と、気持ちを平静に保つことやコースマネジメントの重要性も説いた。

参加者の男性から、14勝で足踏みしているメジャーで勝ってほしいと声を掛けられると、ウッズは「I want to, too(僕もそう望んでいる)」と応じていた。

東京都新宿区のJR新宿駅前の広場では「タイガーに挑め」と題されたイベントが行われ、予選会を勝ち抜いたアマチュア3人と男子プロの薗田峻輔が、ドライビングコンテストとロブショットの正確性をタイガーと競った。タイガーは弾道計測器で330ydを記録、ロブショットは低中高と分けられた的にすべて命中させ“優勝”した。

薗田は「緊張した。タイガーと新宿にいるなんて不思議というか、(話として)不成立」と感慨深げだった。

今季メジャー初戦「マスターズ」を17位タイで終えたウッズは、5月7日(木)開幕の米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」が次戦となる予定だ。

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