GOLF DIGEST ONLINE ゴルフダイジェスト・オンライン
ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

チューリッヒクラシック
期間:04/23~04/26  場所: TPCルイジアナ(ルイジアナ州)

迷いが吹っ切れた石川遼 “ザリガニ”になれるか?

2015/04/23 11:20

試行錯誤の中で時には来た道を戻ることも重 試行錯誤の中で時には来た道を戻ることも重要だ。石川遼は自身の基本に帰ることを選択した

ルイジアナ州ニューオーリンズにあるTPCルイジアナで開催される米国男子ツアー「チューリッヒクラシック」に出場する石川遼が、大会前日のプロアマ戦に出場。初出場となる大会で、この日初めて同コースをラウンドした。

先週のハーバータウンGLに続き、今週もピート・ダイ設計のコースが舞台となる。フラットな地形を林や池、さらにティグラウンドから続く巨大バンカーなどで区切っていて、500ヤード近いパー4が多いのも特徴に挙げられる。先週の雨で地面は水を含んで軟らかくなっているが、例年、優勝スコアは20アンダー近くまで伸びる大会だ。

「1日4アンダーを目指したい。4日間続けられれば、上位争いに絡めると思う」

この日はプロアマ戦とはいえ、5アンダーで回った石川。ショットの感触は日に日に良くなっているというものの、「大事なのは安定感。悪いところを底上げしていきたい」とまだ楽観視はしていない。

先週の大会で、2月の「ノーザントラストオープン」から使ってきたグリップ側を重くしたクラブを、約2カ月ぶりに元へと戻した。「自分の技術を棚に上げて、小手先に頼っていた」と石川は言う。

自身の基盤を作るのは基礎的なスイング練習のはずだが、「良いものを取り入れる」という理由でクラブ変更を正当化し、その結果、目の前のショットが、スイングによるものか、クラブによるものかが分からなくなってしまった、というのが反省点だ。

こちらはプロアマのプレー中に出されたザリ こちらはプロアマのプレー中に出されたザリガニの身に甘酸っぱいソーズをかけた地元料理。ザリガニは少し固めのエビのような食感と味がする。

「自分で自分のスイングを一番分かっているつもりだけど、クラブを替えるとそれが分からなくなってしまう。慣れている人もいるだろうけど、僕はあまりクラブを替えたりしないから、まだ分からない」。迷いを吹っ切って基本に立ち返り、その再スタートを切ったというわけだ。

ここ、ニューオーリンズはジャズ音楽の発祥地。また、地元食材を利用したジャンバラヤに代表されるケイジャン料理も有名だ。昨日はそんな名物料理の1つ、茹でたザリガニを食したという石川。今週は「獲物(チャンス)をつかんだら離さない」「泥臭い」イメージのザリガニのようなプレーが見られるか?(ルイジアナ州ニューオーリンズ/今岡涼太)


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」どんなプロにも、素晴らしいプレーを生み出すクラブセッティングが隠されている。クラブ研究こそ上達の近道か!?