GOLF DIGEST ONLINE ゴルフダイジェスト・オンライン
ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

マスターズ
期間:04/09~04/12  場所: オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

マスターズ完全優勝はどれくらい?最終日へ気になる数字

54Hの最少ストローク記録を塗り替えたJ 54Hの最少ストローク記録を塗り替えたJ.スピース。最終日への期待も高まるばかりだ(David Cannon/Getty Images)

ゴルフの祭典「マスターズ」は3日間54ホールまでの競技が終了し、最終日の18ホールを残すだけとなった。初日から首位を独走するジョーダン・スピースが通算16アンダーとして4打差のリードを保ち、1997年にタイガー・ウッズがマークした大会最少優勝ストローク「270」(18アンダー)を視野に入れる。

過去3勝のフィル・ミケルソンは5打差、ウッズと世界ランキング1位のロリー・マキロイは10打差で追う。最終日、過去には「8打差」をひっくり返しての逆転優勝がある。日曜日の戦いに向け、気になる数字をピックアップした。

■ 最終ラウンドに向けての数字あれこれ

・3日目終了時、首位の選手から2位までの最大リードは9打差。1997年のタイガー・ウッズで、最終的に12打差をつける圧勝でマスターズ初勝利を飾った。

・過去78回の開催で、3日目のリーダーが優勝したのは42回と、半数を超える。ただ、ここ5年間では、リードを守って優勝したのは、昨年のバッバ・ワトソン(ジョーダン・スピースと首位タイ)だけだ。

・最終日に逆転優勝した選手のうち、3日目終了時点でトップとついていた差が最も大きかったのは8打。1956年、ジャック・バークJr.が最終日を「71」で回り、「80」と崩れたケン・ベンチューリを1打差で破って優勝した。

・近年の有名な逆転劇は1996年だろう。3日目を終えて、通算13アンダーとしたグレッグ・ノーマンが、2位のニック・ファルドに6打差をつけてリードしていた。最終日、ノーマンは「78」と大崩れし、「67」で回ったファルドが通算12アンダーとし、5打差で3度目のマスターズ制覇を成し遂げた。

・男子メジャー戦の最大逆転劇は、1999年「全英オープン」のポール・ローリー(スコットランド)。 最終日10打差の14位から首位に追いついて、プレーオフで勝利した。

ジョーダン・スピースに懸かる記録

・3日間トータル16アンダー、200ストロークはマスターズ新記録。これまでの記録は1976年にレイモンド・フロイド、97年にタイガー・ウッズがマークした201ストローク(15アンダー)だった。最少優勝ストロークは97年のウッズで、270ストローク(18アンダー)だ。

・マスターズでの完全優勝(初日から4日連続で首位を維持)は過去4回。1941年のクレイグ・ウッド、60年のアーノルド・パーマー、72年のジャック・ニクラス、76年のレイモンド・フロイドだ。

・マスターズの最年少優勝記録はタイガー・ウッズ。1997年に優勝したときは21歳3カ月16日。 ジョーダン・スピースが優勝すると、21歳8カ月15日。記録更新にはならないが、80年の覇者セベ・バレステロス(23歳4日)を抜き、2番手となる。

・現在世界ランキング4位のスピースは、優勝すると100ポイントを獲得。平均ポイントは「9.147」となり、世界ランクを2位まで上げる。1位のロリー・マキロイの平均ポイント(現在10点台)には届かない。

・スピースは米国男子ツアーで2勝(2013年「ジョンディアクラシック」、15年「バルスパー選手権」)しているが、いずれも逆転優勝となっている。3日目終了時にトップに立っていた4試合では、いずれも優勝を逃がしている。ちなみに15年「シェル ヒューストンオープン」、15年「ヒュンダイ トーナメント of チャンピオンズ」、14年「マスターズ」、14年「ザ・プレーヤーズ選手権」だ。

・米国ツアー以外では、2014年「オーストラリアオープン」でトップタイからスタートして最終日「63」を記録、6打差で圧勝した。タイガー・ウッズがホストを務める14年の「ヒーローワールドチャレンジ」では、初日からトップを守り続け、最終的に10打差をつけて完全優勝を果たした。

■ 3日目までの平均ストローク

3日目の平均ストロークは72.163、60台のスコアをマークしたのは予選を通過した55選手中、8人だった。平均ストロークは初日73.423、2日目72.784。60台を出したのは95選手中、初日11人、2日目13人だった。

■ 難しいホール

初日 11番(4.474) 18番(4.454) 17番(4.289)
2日目 4番(3.443) 11番(4.412) 7番(4.371)
3日目 17番(4.345) 1番(4.325) 4番(3.327)

3日目に1番と17番で記録されたバーディは一人ずつだけだった。

■ 易しいホール

初日 15番(4.649) 13番(4.680) 2番(4.701)
2日目 13番(4.526) 2番(4.598) 8番(4.629)
3日目 13番(4.454) 2番(4.600) 8番(4.618)

(ゴルフ解説者・アンディー和田)


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」どんなプロにも、素晴らしいプレーを生み出すクラブセッティングが隠されている。クラブ研究こそ上達の近道か!?