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マスターズ
期間:04/09~04/12  場所: オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

マスターズで自身初 “イーグル王”松山英樹が12位で決勝へ

オーガスタで初のイーグルも記録。12位タイで決勝ラウンドに進んだ松山英樹(David Cannon/Getty Images)

ジョージア州オーガスタナショナルGCで開催中の2015年のメジャー初戦「マスターズ」2日目。1アンダーの18位タイから出た松山英樹は1イーグル、3バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算3アンダーとして12位タイに順位を上げた。

日中の気温は連日30度を越え、うだるような暑さが続くオーガスタ。午後スタートの松山は序盤の2番(パー5)でアクセルを踏み込んだ。フェアウェイから残り289ydの第2打で3Wを強振。左足下がりのライからのドローボールは、狭い花道と傾斜を伝ってピン左5mについた。これを丁寧に沈め、4度目の出場で初のイーグルを奪取。

「あれは…たまたまですね。ティショットも飛ばず、セカンドもグリーンの近くまで行けばいいと思ったらチャンスになった」と苦笑いしたが、今季の米ツアーで前週までに奪ったイーグル数「10」は、後続に2つ差をつけて全体1位。目下“イーグル王”の実力を大舞台でも披露し「でも、あれ(イーグルパット)が入ると入らないでは違う。よかった」と、リズムを作る要因になった。

ショートゲームのミスから3番、7番でボギーを叩いた後、停滞ムードを断ち切ったのは風が旋回する名物パー3の12番。グリーン手前からロフト60度のウェッジでラインに乗せてチップインバーディ。「あのバーディが大きかった」。続く13番(パー5)では第1打を右に曲げながら、フェアウェイにレイアップした直後の3打目をピンそば1mにつけて連続バーディを決めた。

15番(パー5)、フェアウェイからの2打目は残り235yd。今大会のためにバッグに入れた、高弾道のボールを出すキャビティタイプの4Iでグリーン奥のエッジまで運んだ。2つ目のイーグルこそならなかったが、楽々バーディ。右サイドの木の真裏から2打目を強いられた17番でボギーを叩いたが、最終18番は2m強のパーパットをねじ込み、2日連続の連続ボギーフィニッシュは回避した。

2011年、12年は4日間を戦ったが、昨年初めて予選落ちを経験した。ただ、決勝ラウンド進出という事実に安堵感を浮かべたのは一瞬だけ。「去年落ちているので良かったと思いますけど、内容は満足できるものではない」。グリーン上で天を仰ぐシーンはこの日も決して少なくなかった。

独走態勢を作ったジョーダン・スピースとは11打差。同世代のライバルと評される相手に、水をあけられている。「もっと伸ばせたという気持ち?ありますけど、終わった結果。あしたから2日間ある。終わったことを後悔するよりも、あしたから上手くいくように考えて過ごしたい。しっかり差を縮められるように」。昨年の“リベンジ”は、こんなことで終われない。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)


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