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ホームコース効果?石川遼は「自然体で」2アンダー発進

米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」が19日(木)、フロリダ州にあるベイヒルクラブ&ロッジで開幕。7年連続出場の石川遼は、例年に比べて重いグリーンに苦しみながらもショートゲームで粘り強くスコアメーク。4バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、首位と4打差の2アンダー32位で初日を終えた。

東海岸の拠点として構える自宅からほど近く、プライベートでもラウンドを重ねるホームコースが、石川の心を和ませるのか。「不思議なんですけど・・・すごく自然体で、リラックスしてプレーできた。なぜか落ち着いていましたね」。

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左ドッグレッグの前半3番では、1Wで放ったティショットが左の池に消えたが、「そこで怯むこともなかった」と平静をキープ。グリーン奥ラフ20ydからの4打目は4mほどショートしたが、ボギーパットをきっちりと沈めて傷口を最小限に抑えた。

ラウンドを通してロングパットの距離感に苦しみながらも、「5m以内のタッチは合っていた」という石川。初バーディは最初のパー5、6番で奪い取る。新投入した6Wで2打目をピン手前20mに2オンさせ、上りのイーグルパットは5mほどショートしたが、これを決め、安堵をこめた深い息を吐きだした。

後半13番では、ピン奥から下り4mをジャストタッチでカップに沈め、一時は3アンダーに伸ばす4つ目のバーディ。重いグリーンへの対応は手探り状態ではあるが、「パッティングでリズムを作れた」と、この日は27パット。パット貢献度3.071は全体の5位にランクインした。

ベイヒルでは3年連続となるアンダーパー発進。「アンダーで回れたことは良かったし、これを4日間続けたい。馴れるということはすごく大事だと思う」。年に1度のホームコース開催試合を、序盤戦の苦しい流れを断ち切る舞台としたい。(フロリダ州オーランド/塚田達也)

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