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首位争いの2人が同一ホールでエース 間に挟まれたワトソンは…

フロリダ州のトランプナショナルドラールで開催中の世界ゴルフ選手権「WGC キャデラック選手権」の3日目。単独首位から最終組でスタートしたJ.B.ホームズと、2組後をプレーしたダスティン・ジョンソンが、ともに4番(パー3)でホールインワンを記録した。

PGAツアーにおける同一ラウンド・同一ホールでの複数ホールインワンは、2013年8月の「ザ・バークレイズ」以来。当時は14番でチェ・キョンジュ(韓国)とグレッグ・チャルマース(オーストラリア)が記録した。

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この日のピン位置はグリーンの奥に切られ、右エッジから6yd。実測207ydを、ともに7Iでカップに放り込んだ。

先にギャラリーを沸かせたジョンソンは、ツアーでは11年「全英オープン」以来4回目となるエース。「少し右側に押し出してしまったけれど、ボールが上手く傾斜を伝ってくれた。とてもラッキーだったね」。

今度はホームズがギャラリーの歓声を浴びる。「風の読みも、ショットも完璧だった」という1打は、ピンの15ydほど手前にキャリーし、そのままラインに乗ってカップイン。11年「トラベラーズ選手権」以来となるエースに「試合では2回目のエースだけれど、違うのは、リーダーボードのトップで達成できたこと。とても意味のある1打だった」と、何回もガッツポーズを作った。

ところで、最終組の前で回ったバッバ・ワトソンは、3番グリーンをプレーしていた際にジョンソン、5番のフェアウェイでホームズのエースを知ったという。2人のビッグプレーとギャラリーの大歓声に挟まれ、「みんな、僕たちのことは忘れてしまっていただろうね…」。(フロリダ州ドラール/塚田達也)

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