雨の上がったコースで決勝ラウンドのプレーを開始した石川

フロリダ州のPGAナショナルで開催中の米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」。28日（土）の荒天により進行が大幅にずれ込んだ大会は4日目の1日（日）午前に第3ラウンドを再開した。1番からスタートした石川遼は4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「72」（パー70）で回り、通算1オーバーにスコアを落とした。

2015年に入り初の決勝ラウンドを日曜日に開始した石川は、難コースで序盤から出入りの激しい展開。5番（パー3）で2つ目のバーディを奪った直後の6番でダブルボギーを叩いたが、8番でバーディを奪い返すなど、粘り強いプレーも見せた。

後半インの13番でこの日2度目のダブルボギー。それでも最終18番（パー5）では第2打をグリーン左奥に曲げながらバーディで締めくくった。ホールアウトした時点では暫定18位。試合は組み替えを行わず、そのまま最終ラウンドに突入。全選手の72ホール完了は2日（月）となるのが確実と見られている。