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今田竜二、予選通過ならずも「少し、少しだけ光」

2015/02/15 10:07

急造タッグとなった貞方と今田は3日間の予 急造タッグとなった貞方と今田は3日間の予選を終え握手を交わした

カリフォルニア州で開催中の米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」。全選手が3コースをプレーする予選ラウンド3日目、今田竜二はモントレーペニンシュラCCを5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「71」(パー71)とスコアを伸ばせず、通算1アンダーのまま118位タイで予選落ちした。

挽回を期した今田のスコアは序盤に揺れ動いた。1番でグリーン右奥のカラーからパターで沈めてバーディ発進を決めながら、続く2番でボギー。3番(パー3)、5番ではいずれもアイアンショットをピンそば1m弱に絡めてバーディを重ねたが、ボギーも乱立し、アウトは結局イーブン。ティショットをグリーン左のバンカーに外し、3パットを叩いた11番(パー3)をダブルボギーとして、カットラインが大きく遠のいた。

2015年を迎えてからレギュラーツアー2試合、下部ウェブドットコムツアー2試合を戦い、まだ決勝ラウンド進出がない。それでもこの予選最終日は「当然苦しいゴルフではあったけれど、3日間の中では一番ナイスショットも多かった」と振り返った。

「コースに出ると、体が反応して練習場のように何も考えずにターゲットを見て打つことができない。けれど試行錯誤しながらやって、ちょっとだけこれからどうすれば良いかというのが少しだけ見えた」。学生時代に米国でともに腕を磨いた貞方章男を今週キャディに起用。「僕が感じていることを同じ目線で見てくれた。僕にとってはいい一週間だった」と、わずかでも収穫はあった。

3日間のスタッツはフェアウェイキープ率58.54%、パーオン率は38.89%。いずれも全体平均を大きく下回っており「アプローチ、パットが良くなかったら毎日“80”を叩いてしまう」という内容。ショートゲームの切れ味は健在なだけに、「ほんの少し、少しのこと。何かきっかけがあれば…ホンマにむかつく…」と悔しがったのは貞方の方だった。

今後もウェブドットコムツアーに軸足を置きながら、レギュラーツアーへの出場機会をうかがっていく。「少し、少しだけ、20kmくらい先に光が見えた。ほんと遠くに、ちょこんとしか見えてないけど…でも見えていないよりはいい」と今田。

「気持ちもプラスに持っていくのは本当に難しい。でも、落ち込んであきらめるか、前を向いてやるかしかない。どうせなら前を向いて明るく。そうしないことには話にならない」。分厚い雲から漏れた光がたとえ一筋でも、懸命に辿っていく。(カリフォルニア州モントレー/桂川洋一)


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