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松山英樹「予想外」でコース下見完了せず…石川遼は準備万端

米国男子ツアーの今季第12戦「ファーマーズインシュランスオープン」は5日(木)、カリフォルニア州のトーレパインズGCで初日を迎える。開幕前日にはプロアマ戦が行われたが、早朝の濃霧によりティオフが約2時間遅れ、ラウンドは各選手とも9ホールに短縮された。

思わぬ事態に苦笑いしたのは松山だ。前週惜敗した「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」(アリゾナ州)終了後の夜には当地入りしていたが、翌2日(月)はコースに出ずに調整した。今大会は予選ラウンド2日間で全選手が北、南の2つのコースをプレー(決勝ランドは南コース)。3日(火)の練習ラウンドで北コースの18ホールを回り、南コースはこの日のプロアマ戦でチェックするつもりだったが、イン9ホールだけのラウンドとなった。

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突然のスケジュール変更に「予想外。月曜日に回っとけばよかったですね」。それでも故障明けの復帰戦で4日間をプレーし、16位に入った昨年大会の経験はある。「サウス(南コース)もノース(北コース)もあまり変わっていないと聞いた。グリーン、ラフの状態を早くつかめれば、いいプレーができるんじゃないかなと思います」。ミスヒットしたボールはたやすくラインを外れてしまうポアナ芝のグリーンにも「いいストロークをすれば入ります」と言い切った。

一方、石川遼は前週、2試合連続の予選落ちしたこともあり、2日(月)に北コース、3日(火)火曜日に南コースをチェックし、短縮プロアマにも「全然気にしてないです」。昨年大会では優勝争いの輪に加わり、7位に入ったコースでもある。

コンディションについては「戸惑うくらいグリーンが軟らかいけれど、ラフが深いという感じ。去年と比べてスコアがどうなるか。ラフに入ると、グリーンに届かせるのが難しい。入るとかなり重いですね」と、ティショットでフェアウェイを外した際の苦しい展開を想定している。

松山は例年スコアの伸びる北コースで初日を迎えるが、石川は難易度が高い南コースからのスタートだ。「サウスならパープレーでもそこまで悪くないスコア。あした良いスタートを切れれば、2日目にノースで余裕を持ってスタートできる。そういう意味で、あしたは特に頑張りたい」。“スロースターター”を自認するが、出だしからエンジン全開のプレーが期待される。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/桂川洋一)

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