ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

松山はプロ転向後ワースト発進 ワイアラエには“なにか”がある?

やはり、相性というものは存在するのか?米国ハワイ州にあるワイアラエCCで開幕した米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」の初日、松山英樹は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「72」(パー70)、2オーバーの111位タイと出遅れた。首位とは10打差で、111位タイは、プロ転向後日米を通じてのワースト発進となった。

現在、フェデックスカップランキングでトップに立つロバート・ストレブと、マスターズチャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)と同組になった予選ラウンド。スタートティでは、最後に紹介された松山が一番大きな声援を浴び、日本人ギャラリーの多いハワイでの期待の高さをうかがわせた。

<< 下に続く >>

過去、3年連続で予選落ちを喫しているワイアラエだが、苦手意識は「別にない」。グリーンや風の読みにくさも「あまりない」。体の疲れや違和感も「ない」という。

それでも、アイアンで刻んだティショットを左サイドの池に入れてボギーとした2番に続き、8番は右ラフからの2打目がフライヤーしてグリーンオーバー。序盤は2ボギーが先行した。

楽々2オンに成功した9番(パー5)と、2打目を1mにつけた10番で連続バーディを取り返したが、続く11番(パー3)で痛恨のミスが出た。グリーン左ラフからのアプローチを、1度目はロブショットでグリーンに届かず、2度目は突っかかってピンを大きくショートさせてしまう。

「なんでもないショットだけど、それがミスになるということは“なにか”このコースにやられているのかなというのはある」。2パットのダブルボギーで2連続バーディをふいにして、松山も渋々コースに存在する“なにか”を認めざるを得なかった。

「良いところもたくさんあったけど、それ以上に悪いところが大きなミスになったり、なんでもないショットがミスになったりした。先週なかったものが今週たくさん出ているので、そこら辺は修正しないといけないと思いながら、18ホールが終わってしまった」

70位タイまでが予選通過となる現在のカットラインはイーブンパー。松山の力を持ってすれば巻き返すチャンスは充分にあるが、正体不明の“なにか”だけが気がかりだ。(ハワイ州ホノルル/今岡涼太)

関連リンク



あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!