正念場のプレーオフ第2戦で乱調のスタート。大きく出遅れた石川遼

米国男子ツアーのフェデックスカップ プレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク選手権」が29日（金）、マサチューセッツ州にあるTPCボストンで開幕。ポイントランキング上位100人の出場枠に56位で乗り込んだ石川遼は、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、さらに後半12番ではダブルパー（8打）を叩くなど今季ワーストタイの「78」（パー71）と崩れ、7オーバーはホールアウト時点で93位と、大荒れの初日となった。

スタートホールの1番では、1メートル弱を外してボギー発進。その後もショット、パットともに安定を欠き、4番では4オン2パットのダボ。ティショットを大きく右に曲げた後半12番では痛恨のダブルパーとし、大きく後退する一因となった。

次週のプレーオフシリーズ第3戦「BMW選手権」にはポイントランキング上位70人が進出できるが、初日を終えて、その座は早くも安泰ではなくなった。まずは決勝ラウンド進出を決めて、安全圏に身を落ち着かせたいところだ。