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2014年 WGCブリヂストンインビテーショナル
期間:07/31〜08/03 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)

「夢のようなバックナイン」ガルシアが7連続バーディで「61」

2014/08/02 10:06

オハイオ州アクロンにあるファイヤーストーンCCで2年連続マークされたコースレコードの「61」。世界ゴルフ選手権シリーズ第4戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」の2日目に、セルヒオ・ガルシア(スペイン)がスコアカードに記入したのはバーディ9個にパーが9個。インの後半は12番から怒涛の7連続バーディで締めくくった。

「夢のようなバックナインだった」と振り返ったガルシア。「間違いなく、試合でのベストラウンドだ」と、トーナメントレコード/コースレコードに並ぶ「61」に笑みを見せた。インの「27」はこれまでの記録を2ストローク更新する9ホールでのトーナメントレコードでもある。だが、記録はそれだけにとどまらない。

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ガルシア自身にとっての新記録は、以下の通り。
・8番から18番まで11ホール連続1パット
・9ホール「27」
・7連続バーディ
・18ホール「61」
・1ラウンド「23」パット

これはいわゆるゾーンというものなのか?そう問われたガルシアは答えている。「それは分からない。自分にとっては、なにが“ゾーン”かということすら分からない。言える事は、とても快適だったということだけだ。それにとても落ち着いていた。ほぼすべてのショットで、自分がやりたいことが分かっていたし、パットのラインも良く見えた」。

今季のガルシアは、米国男子ツアーで11試合に出場して7度のトップ10を記録。直近2試合続けて2位に入っており、3位も2回ある。「全英オープンの続きというのではなく、今年全体の(調子の良さの)継続だと思っている」。

そんなガルシアが引き合いに出したのは、6月に行われた「トラベラーズ選手権」の最終日。ガルシアは、最終日の上がり7ホール連続バーディを奪ったケビン・ストリールマンに逆転負けを喫して2位に終わった。「17番でバーディを決めて思ったんだ。お、これと似たようなことが最近起きたなって。もちろん、日曜日の方が良いだろうけど、今日でも十分嬉しいよ」。

2日目に2位に3打差をつけて首位に浮上。波にのるガルシアが、残り36ホールで今季米ツアーでの初勝利へと突き進む。(オハイオ州アクロン/今岡涼太)

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