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石川遼、ドライバーで池ポチャ2発 133位と出遅れ

米国男子ツアー「シェル・ヒューストンオープン」が28日(木)、テキサス州のレッドストーンGCで開幕。大会初出場の石川遼は中盤以降に崩れて2バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「77」。5オーバーの133位タイと大きく出遅れた。

午前スタートの選手たちが早々にスコアを伸ばす中、午後1時30分にティオフした石川は開始4ホールでバーディを2つ先行させた。前半11番でピン横2メートルを沈め、13番(パー5)ではティショットを右に曲げたが、3オン1パット。好調な滑り出しを見せた。

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しかしボギーとした15番(パー5)の直後から、徐々にスイングの微妙なズレが結果に現れる。折り返しの18番では、ドライバーでのティショットを左サイドの池に打ち込んでダブルボギー。さらに後半5番でも第1打が左の池にボールがこぼれ、2つ目のダボ。「2つは違うミス。18番は飛んでいる方向は問題なかったが当たりが悪かった。5番は右からの風に対して(大きな)フックを打ってしまった」。その後さらに2つのボギーを叩いてフィニッシュした。

5週連続の出場となる今週は、体調を考慮し、開幕2日前はショートゲームの確認をしながら18ホールを歩いただけ。前日27日(水)はプロアマ戦のメンバーから外れ、近郊のゴルフ場での調整となった。練習ラウンドをせずに臨んだ“ぶっつけ本番”。しかしコースを熟知できていないことよりも、「ショットが悪くて、ゴルフにならなかった。ドライバーで良い攻め方ができなかった」と自身の状態を悔やんでいた。(テキサス州ヒューストン/桂川洋一)

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