大会ホストを務めるA.パーマーと初めての対面を遂げた石川遼

米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」開幕を翌日に控えた25日（水）、大会ホストを務めるパーマーと石川遼が、ついに初めての対面を遂げた。石川には79歳のパーマーの全盛期を知る由もないが、4年前に今大会の会場であるベイヒルGCで行われたジュニア競技に参加した際、160人の参加賞全員にパーマーの直筆サイン入りのピンフラッグが配られ「心からジュニアゴルファーを応援してくれていると思い、4年前から尊敬していました」という。

「すごく優しい人というイメージがあったけど、それ以上に優しい方でした。ボールマークと（襟につける）ピンを頂きました。すごく嬉しかったです」と目を輝かす石川。「13歳の時にこのコースに来たことを伝えました。“英語がしゃべれるじゃないか”と言われて、通じたので良かったです」と笑顔を見せた。

パーマーはこの日行われた公式会見で、石川について「彼はもう1人のタイガー・ウッズになれる絶好のチャンスがある」とコメント。石川の未来に大きな期待を抱くパーマーがホストを務める今大会、プレーでその期待に応えることができるか。明日の開幕初日に注目が集まる。