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米ツアーの新顔たち

2003/01/16 09:00

米ツアーへの道が険しいのは相変わらずだが、その方法は増えてきた。パトリック・ムーアは昨年(2002年)、米ツアーの下部組織であるBUY.COMツアー(現ネイションワイドツアー)で3勝。3勝すれば、その翌週から米ツアーへの参戦資格がもらえる“バトルフィールドプロモーション”という昇格制度で今年(2003年)からついに米レギュラーツアーの仲間入りを果たした。

パトリック・ムーア
「プロになって10年目だが、やっと米ツアーのシード権を手に入れた。何とか踏ん張ってきたという感じ。何度も他の仕事を考えたが、決して諦めなかった」

10年踏ん張った32歳のパトリック・ムーアのような選手もいれば、昨年の4月にプロ転向したばかりの24歳、ジョン・モーガンのような選手もいる。イギリス期待のこの新人は、欧州ツアー及び、米ツアーQスクールでの11位タイという成績で両ツアーの参戦権をいとも簡単に手に入れてしまった。

ジョン・モーガン
「期待に胸が膨らんでいるよ。私は感情をそのまま出すタイプだけど、米ツアーという大舞台でも変わらず前向きで明るい性格のまま頑張る。目標はただ一つ、世界のベストの中でベストと戦い、そのベストに勝つことだ」

一方、欧州ツアーで9年のキャリアと4勝を誇るアレックス・チェッカもQスクールを2位タイで突破し、米ツアー参戦権を取得した。

アレックス・チェッカ
「ここ数年間アメリカのトーナメントに16回参戦して、14回は予選を突破できている。うち2回くらい上位の成績を残せている。米ツアーで世界の超一流と渡り合うというのは欧州ツアーよりも少しだけ大きな挑戦になりそうだ」

そして2世ゴルファーがまた米ツアー入り。米ツアー24勝を誇るジョニー・ミラーの息子、アンディ・ミラーがQスクールを23位タイで突破。昨年の全米オープンで予選通過できたことが米ツアーを目指すきっかけを作ったという。

アンディ・ミラー
「僕はジョニー・ミラーの息子ということでアドバンテージを得てきたと思う。まず子どもの頃から父という良き指導者のもとでゴルフを学べたし、ゴルフクラブやボールといった機材からプレーするコースにしても不自由しなかった。もちろん2世という点でマイナス面もあるのかもしれないけど、そういう考え方はしないようにしている」

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