米国ジョージア州のオーガスタナショナルGCで開催されている、米国男子メジャー初戦｢マスターズ｣の最終日。通算1オーバーの27位タイからスタートしたアマチュアの松山英樹は、1バーディ、7ボギー、1ダブルボギーの「80」と大きく崩れ、通算9オーバーでホールアウト。同じアマチュアのパトリック・カントレーが既に通算7オーバーで終えているため、2年連続のローアマタイトルを逃す結果に終わった。

カントレーに6打差のリード。ローアマ争いで絶対的優位に立っていた松山だったが、前半に大きく崩れた。スタートホールの1番をボギーとすると、5番でダブルボギー、さらに6番（パー3）から3連続ボギーを叩き、前半「42」で通算7オーバーまで急落。その後は1バーディ、1ボギーと粘りを見せていたが、16番（パー3）で2mのパーパットを外して8オーバー。最終18番も3パットのボギーとし、目標としていた来年の出場権を得られる16位タイ以上はおろか、ローアマ争いでもカントレーにまさかの逆転を許した。