今季のメジャー第1戦「マスターズ」は8日（金）、ジョージア州オーガスタナショナルGCで第2ラウンド。3年連続3度目の出場となる石川遼は1アンダーの24位から出て、3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算2アンダーでホールアウトした。

44位タイまでとトップと10打差以内の選手が予選を通過する同大会。午後スタートの石川はホールアウトした時点で20位タイ、トップは通算10アンダーのロリー・マキロイ（北アイルランド）で、石川は自身初の決勝ラウンド進出を決めた。

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石川は2番（パー5）で最初のバーディを奪うと、7番でボギーをたたき前半は「36」。折り返しの10番ではフェアウェイからの第2打をピンそば30センチにつけるスーパーショットを見せた。その後14番をボギーとするが、続く15番（パー5）、3オン1パットでバーディを取り返した。過去2年、第2ラウンドでダブルボギー、ボギーと苦しめられた16番（パー3）もパーでしのいだ。

初出場した2009年大会で予選落ちした石川は、昨年はカットラインに1打足りずに決勝ラウンド進出を逃し、ホールアウト後、涙をこぼした。