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P.ミケルソンの“ドライバー2本作戦”を直撃

2006/05/09 09:00

フィル・ミケルソン は、「ワコビア選手権」で、木曜日と雨でソフトなコンディションとなった日曜日は、ドライバ-を2本使ったものの、金曜日と土曜日は1本だけで勝負。ミケルソンは、ドライバ-の二刀流で「ベルサウスクラシック」と「マスタ-ズ」を制しましたが、勝因はドライバ-の数ではなく、クラブセッティングに対する柔軟な考え方だったようです。単に2本のドライバ-ではなく、コースに応じたふたつの弾道が、コース攻略のカギでした。

フィル・ミケルソン
「オフ・シ-ズンに、マスタ-ズに向けてドライバ-の飛距離を伸ばしたいと思いました。そして、ドライバ-のウエイトを調整したり、スピンを減らす工夫をしましたが、ドロ-はかけやすくても、フェ-ドがうまく打てなくなってしまったんです」

そこで、デイプ・ペルツはミケルソンに、サンドウェッジを抜いて、ドライバ-を2本入れるようアドバイス。ミケルソンがクラブセッティングに関して、画期的な発想を取り入れたことが、ジョ-ジア州での2連勝という結果をもたらしました。

バリ-・ライダ(キャロウェイ・ツアーレップ)
「ミケルソンの柔軟なクラブセッティングが、連勝につながったと思います。ミケルソンは、必要に応じて、従来の考え方にとらわれないセッティングに変えたんです」

エリート・レベルの戦いでは、14本のクラブセッティングを工夫し、そのセッティングに慣れるかどうかが大切。

フィル・ミケルソン
「風次第では、3番や4番ウッドを抜いて、サンドウェッジを入れることもあります。また、マスタ-ズの決勝ラウンドでは、3番アイアンの代わりに3番ウッドを使いました。それ以前、硬く早いコンデイションの時は、3番ウッドは必要なかったので、3番アイアンを入れていたんです。大会ごとではなく、その日ごとにセッティングを変えています」



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