◎USPGAツアー賞金ランキング
フォード選手権atドラールで連破を飾ったタイガー・ウッズ が優勝賞金99万ドル（約1億1500万円）を獲得、今シーズンの賞金は既に200万ドルを越えた。賞金ランキングではローリー・サバティーニ（南アフリカ）には及ばず2位の位置だが、9位からのランクアップでトップとの差を18万6000ドル強と縮めてきている。タイガーの次の参戦予定は3月16日から始まるベイヒルインビテーショナル。2位タイに終わったデビッド・トムズ は今季ソニーオープンで優勝を飾っているが、48万ドルの賞金を加えてランキング3位に上昇している。

同じく2位タイのカミロ・ヴィレガス（コロンビア）は通算獲得賞金82万ドルとしシード権を確定すると共にランキングを13位まで上げ、ベイヒルやプレーヤース選手権などの試合出場の可能性が高くなってきている。マスターズ前週までに賞金10位までに残ればマスターズの出場資格も得る事ができる。

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日本勢は丸山茂樹 と田中秀道 が予選落ち。唯一通過を果たした今田竜二 は週末スコアを崩し72位で終了。賞金は10780ドルとなっている。

今季のツアーメンバーとなる日本勢4人のランキングは下記の通り
選手名／先週の試合／賞金ランキング
丸山茂樹／予選落ち（1アンダー）／97位（9ダウン）
今田竜二／72位（イーブンパー）／100位（5ダウン）
田中秀道／予選落ち（9オーバー）／171位（5ダウン）
丸山大輔／出場なし／ 184位（3ダウン）

◎世界ランキング
フォード選手権で優勝したタイガーに与えられたポイントは66点。平均ポイントを18.14点にしたタイガーと2位のビジェイ・シン の差は9.15点と大きく広がった。トップ10で動きがあったのはフォードで2位タイになったトムズ。前週9位だったトムズは33点を加えて8位のアダム・スコット （オーストラリア）と順位を変えた。他に大きく動きがあったのはヴィレガスは179位から95位、スウェーデンのフレドリック・ヤコブセンも125位から91位の2人。

日本勢は予選落ちとなった丸山が2ランクアップの53位。片山は50位以内をキープし、ベイヒル招待の出場資格を獲得。

選手名／先週の試合／世界ランキング
片山晋呉／出場なし47位／ （変わらず）
丸山茂樹／予選落ち（ポイントなし）／53位（2アップ）
今田竜二／72位（ポイントなし）／ 189位（2ダウン）
丸山大輔／出場なし／ 212位（3ダウン）
田中秀道／予選落ち（ポイントなし）／240位（1ダウン）

◎ライダーカップチーム変動

・米国ランキング
タイガーがライダーカップポイント375点を獲得、累積を2690点とし2位以下の選手との差を大幅に広げている。このランキングで大事なのはトップではなく、自動選出となる10位までに入ることだが、16位から10位に上げてきたのはドラールで5位タイに入ったルーカス・グローバー。前週10位にランクインしていたキャプテン・トム・レーマンはドラールは欠場していたが順位を10位から11位に落としている。

・欧州ランキング
上位の10名は変動なし。インドネシアで優勝したサイモン・ダイソンは欧州ポイントランキングで24位まで上昇。ドラールで12位フィニッシュしたデビット・ハウエルは世界ランキングポイント7.26点を加え、5位をキープしている。ドラールで4位に入ったヤコブセンはスウェーデン出身だが今シーズンは欧州ツアーで最低義務試合数となる11試合出場を拒否し欧州ツアーメンバーではないので出場資格を持っていない。