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PGAツアーが4試合を“昇格大会”に追加 松山英樹、小平智の優勝大会も

PGAツアー(米国男子ツアー)の既存4大会が2023年に賞金の大幅アップを伴う昇格試合になることが明らかになった。米ゴルフウィーク電子版が18日に伝えた。

対象となるのは松山英樹が2016年から2連覇した2月「WMフェニックスオープン」(アリゾナ州TPCスコッツデール)のほか、18年に小平智が優勝した4月「RBCヘリテージ」(サウスカロライナ州ハーバータウンGL)、5月「ウェルズファーゴ選手権」(ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)、6月の「トラベラーズ選手権」(コネチカット州TPCリバーハイランド)。

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ツアーは8月、現在進行中の2022―23年スケジュールを発表し、3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」(フロリダ州TPCソーグラス)、プレーオフシリーズ全3戦を含めた9試合を昇格大会に指定、さらに4試合を追加すると明らかにしていた。

フェニックスオープンなど各大会の賞金は発表されていた額の倍以上、総額2000万ドル以上(約30億円)になる見込み。ただし、2024年以降は指定大会が変更される可能性があるという。

サウジアラビア政府系資本を背景にした新リーグ「LIV招待」の開幕を受け、ツアーは新たに各大会の賞金増や、エリート選手が集結する大会を増やすことを目指す施策を実施。選手の認知度やメディア露出、インターネット検索などによるそれぞれの影響力を数値化した「プレーヤー・インパクト・プログラム」の上位20人は「トッププレーヤー」として定義され、総額1億ドル(約150億円)のボーナスを受け取るためには、メジャー及び昇格大会を含めた年間20試合以上の出場義務が発生する。

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