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東京五輪の通常開催「非現実的」 アジアンツアートップが見解

2020/03/21 18:05


アジアンツアーのチョ・ミンタンCEOは、新型コロナウイルスの影響で通常開催を危ぶむ声が上がっている東京五輪について「(通常開催は)非現実的」との見解を述べた。

シンガポールのツアー本部で、AFP通信の電話取材に応じた。同ツアーは3月中旬からタイ、インド、バングラデシュ、マレーシアと4試合連続の延期が決定。現時点でツアー再開は、早くて4月30日に韓国で開幕する「GS カルテックス メキュンオープン」(南ソウルCC)となっているが、各国の代表選手が決まる6月22日までに「開催できる大会はほとんどない」との見通しを口にした。

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世界ランキングに基づく「オリンピックゴルフランキング」で各国代表の座を争うプロゴルファーにとって、毎週のツアートーナメントはオリンピックにつながる“予選”に近い意味を持つ。それを行うことができない現状を懸念している。

世界ランク39位まで躍進したジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)に続く形でアジアンツアーから五輪出場圏内につけているのは、ガン・チャルングン(タイ)、ラシド・カーンウダヤン・マネ(ともにインド)、ミゲル・タブエナ(フィリピン)しかいない。

「バングラデシュ、マレーシア、インドネシア、フィリピンのような国から、より多くの選手がオリンピックに参加することを望んでいたが、(試合がなくなり)それもかないそうにない」と残念がりつつ、「日本経済に大きな影響のあるオリンピックを(予定通りのスケジュールで)推進したいことは理解できる。しかし、私からすれば、それは非現実的に映る」と語った。

ゴルフ界ではこれまでに、母国イタリアで感染が拡大しているフランチェスコ・モリナリ東京五輪延期を主張している。

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