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畑岡奈紗は2アンダー発進 宮里藍ら先輩プロに学んだこと

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 初日(23日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6331yd(パー71)

5人が出場の日本勢でただひとり午前中にプレーした畑岡奈紗は、午後の中断の影響を受けることなく「69」でホールアウトした。2アンダーは37位タイ。4試合ぶりの決勝ラウンド進出へ上々のスタートを切った。

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快晴微風の絶好のコンディションで、畑岡は前半インにスコアを伸ばした。スタートの10番で残り107ydの第2打をウェッジでピンそば1mにつけてバーディ発進。11番(パー3)はティショットで奥からの下り傾斜を使ってピンに寄せ、2連続とした。

折り返し後の1番で8mのバーディパットを沈めて4アンダーとしながら、その後2ボギーとしたことに悔しさがあるが、要所をきっちり締めた。「ショットでなぜかボールが飛びすぎてしまうことが多かったけど、パットが入ってくれた」。3番(パー3)はアプローチミスの直後に4mをねじ込み、6番(パー3)は3mのスライスラインを読み切ってボギーを回避。ガッツポーズはいずれもパーセーブのシーンで飛び出した。

3月の「キア・クラシック」第3ラウンド以来となる60台。初日のスコアとしてはベストとなった。ショットの不振に悩み、今週は開幕前の4日間で宮里藍野村敏京をはじめ国内外のトッププロとの練習ラウンドを願い出た。偉大な先輩たちと時間を過ごして発見したこと。「いろんな選手と回らせてもらって、皆さんが『誰にでもミスはある』と言っていた。ミスを引きずらないようにしないといけない」。思うような成績が出ていない18歳の気持ちはわずかでも軽くなった。

今週の目標のひとつは、賞金を重ねて次週のメジャー第2戦「KPMG女子PGA選手権」(イリノイ州オリンピックフィールズCC)の出場権を勝ち取ること。「調子が上がってきたことは良かった。あしたは(午後のプレーで)暑いと思うので、水分補給をしっかりして集中してプレーしたい」とクールに2日目に向かう。(アーカンソー州ロジャーズ/桂川洋一)

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2017年 ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G



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