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みなぎる自信 米ツアー3勝目の野村敏京が帰国

2週間前の米国女子ツアー「テキサスLPGAシュートアウト」で通算3勝目を飾った野村敏京が8日、都内で取材に応じ、「3勝目は良い経験になったし、楽しくプレーできた。最後まであきらめなかったことが良かった」と喜びを語った。日本人の優勝回数では17勝の岡本綾子、9勝の宮里藍、4勝の小林浩美に次ぎ、単独4番目となった。「優勝(回数)にリミットはない。できればもっと勝って年間5勝は挙げたい」と士気を高めた。

最終日を単独首位から出た野村敏京は、クリスティ・カーに並ばれてプレーオフに突入。そして、スタートから約7時間半後。日没が迫るなか、6ホールに及んだ死闘を制した。

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一時は5打のリードを築きながらも、17番(パー3)をダブルボギーとし、逆にカーを1打差で追う展開に。それでも、プレーオフに持ち込めば勝機を見いだせる自信があったという。「生意気だと思われるかもしれないけど・・・」と前置きし、「(カーが)どういうタイプのプレーヤーで、どんなメンタルだったかも分かっているつもりだった。私が必ず勝つ気がした」と強気の姿勢を崩さなかった。

プレーオフ6ホール目(18番パー5)の第2打で、決め手となったピンそば2.5mにつけるスーパーショットが飛び出したが、その地点から球の行方は確認できなかった。「ギャラリーの歓声でグリーンに乗ったことが分かった。その瞬間に『3勝目、来たな』って思った」。2パットのバーディで締めて、長い戦いに終止符を打った。

そんな勝ち気な野村には、後輩思いの優しい一面もある。同週の練習ラウンドでは、今季からツアーに本格参戦する18歳の畑岡奈紗と練習ラウンドをともにした。「食生活、英語、環境に慣れていない様子だった」という畑岡に、帰りの空港で「不安なことがあったら連絡して」と電話番号を手渡したという。参戦当初の自分と重ね、「かわいい後輩」と妹分を慮った。

最後に改めて今の気持ちを問われ、「ここまで(3勝目まで)よく頑張って来たねって言われるけど、私は『今から』いっぱい優勝がくると思っている」と自信をみなぎらせる。次戦は、18日からバージニア州で行われる「キングスミル選手権」(キングスミルリゾート・リバーコース)に出場予定だ。(編集部/糸井順子)

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2017年 ボランティア・オブ・アメリカ テキサスLPGAシュートアウト



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