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永井花奈は米ツアー出場権獲得ならず「またいずれチャレンジ」/最終QT

来季の米国女子ツアー出場権をかけたファイナルQT(最終予選会)が2日から5日間の日程で、フロリダ州のLPGAインターナショナルで開催されており、日本から有村智恵とアマチュアの18歳・永井花奈(東京・日出高3年)が参戦した。

5日の第4ラウンドを終え、有村は通算3オーバーとして65位のカットライン上で最終日に進出。一方、永井は通算13オーバーの139位で最終日には進めず、出場権を獲得できなかった。

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永井は今年、年齢制限(4月時点で18歳以上)のため日本のプロテストを受けられず、高校卒業後の“職場”を求めて米国や韓国のQTに挑戦した。「ここまで打つとは正直思っていなかったけれど、厳しくなるなとは思っていた。それをちゃんと実感できたことは良かった」と、4日間の戦いを振り返った。

これまで出場した日本のプロの試合との違いについて「フェアウェイやグリーンから外すと、日本よりもしっかり『ミスしてしまったんだな』と実感することが多かった」と話した。その上で「技術もあるが、気持ちの面もある。もう少し落ち着いて、一打一打冷静にできていたら変わっていたのかなと…。こういうセッティングで辛いゴルフになっても、冷静に我慢できるようなメンタルを作りたい」と課題を語った。

来年は主催者推薦などで日本ツアーの試合に出場しつつ、夏のプロテストに向けて準備するプランを描く。

その一方で、将来的には世界にも目を向ける。世界ランキング1位で同世代のリディア・コー(ニュージーランド)らと「戦えるよう、同じ舞台で戦えるようにがんばりたいなと思う」と瞳を輝かせ、米ツアー挑戦について「これでは終われないなという気持ちはあるので、またいずれかチャレンジしたい」と前を見据えた。

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