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全米女子オープン
期間:07/09~07/12  場所: ランカスターCC(ペンシルバニア州)

ガチンコとお気楽 それぞれのメジャー大会

2度目の全米の(左から)穴井詩と成田美寿 2度目の全米の(左から)穴井詩と成田美寿々、初メジャーの葭葉ルミ。意気込みはそれぞれだ。

今季の海外メジャー第3戦「全米女子オープン」開幕を翌日に控えた8日(水)、成田美寿々穴井詩葭葉ルミの3選手が同組で練習ラウンドを行った。

国内ツアーで今季2勝を挙げ、賞金ランキング7位につける成田美寿々は、来年のオリンピックも見据えて気合い充分。「2週間前、宮里美香さんが米ツアーで2位になって、世界ランクが30位くらいアップして抜かれてしまった。アメリカで上位争いをされると日本にいてはかなわない。全米、全英は頑張りたい」と、優勝者に最高点の100点が与えられる海外メジャーはポイントを稼ぐ大チャンスと捉えている。

海外メジャー初挑戦となった昨年の「全米女子オープン」で痛感したショートゲームの技術不足も、今年は国内ツアーの平均パット数で1位に立つなど、この1年間の努力が実りつつある。「来年の出場権を得るのが最低目標」と、目指すは10位以内。当然、優勝争いも想定して初日をティオフする。

日本でトップクラスの飛距離を誇る穴井も、昨年に続いて2度目の全米だ。「難しいというのがあって、何もできなかった」という反省と、「絶対に出たかった」という再挑戦への思いを、まずは現実のものとした。それでも「とりあえず毎日パープレーを目標に」と方針は堅実だ。「アグレッシブなプレーは成田さんに任せておいて…、私は身の丈にあったゴルフをしたい」と、マイペース宣言をした。

3人の中で唯一の海外メジャー初出場は葭葉ルミだ。全米は「日本で成功しているわけでもないし、絶対に行かないだろうと思っていた」が、予選会をみごと突破。「逆に悪いなという感じだった」とはにかんだ。

昨日の練習ラウンドでは、ローラ・デービース(イングランド)、カリー・ウェブ(オーストラリア)と同組になり、「夢のような時間だった」と目を輝かせ、さらにはTV解説で会場に来ていたグレッグ・ノーマンに「グッド・スイング!」と声を掛けられた。練習場では、思い切りよく振り切る姿に憧れていたというミッシェル・ウィを間近で見て「同じ試合に出られるなんて…」とプチ感動も味わった。もう満足――?

ホールアウト後に、階段に腰を下ろして休憩していた葭葉は思わずこぼした。「私たちはお気楽チーム。成田さんたちはガチンコチーム(笑)」。そんな戯れ言を口にしながらも、強い陽射しが照りつける中、練習場へと移動して、黙々とショートゲームに精を出す姿が印象的だった。(ペンシルバニア州ランカスター/今岡涼太)


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