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宮里藍、高速グリーンに苦しみ痛恨の2ダボ

タイのサイアムCCで20日(木)、米国女子ツアー今季第3戦「ホンダ LPGAタイランド」が開幕。宮里藍は午前11時40分に1番ティからスタートし、4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「74」。2010年大会を制すなど「良いイメージがあるし、好きなコース」という好相性の舞台で、2オーバーの40位タイと出遅れた。

今週開幕前、例年より速いグリーンコンディションに警戒を示していた不安が、そのまま歴代チャンプの感覚を狂わせた。特に苦しんだのが、グリーン周りのガードバンカーからの距離感だ。「これまで、普段は入れても問題は無かったバンカーだったのに、ピンに寄せるのが難しかった」。この日、出遅れの要因となった2つのダボは、いずれもバンカーが絡んだものだった。

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後半10番までに3バーディ、1ボギー。上位争いの中で迎えた11番パー4では、6番ユーティリティで打った2打目がグリーン右のバンカーに捕まり、右足下がりからの3打目はカップ脇を通り抜けてグリーンをオーバー。1メートルのボギーパットも外れ、流れは大きく傾いた。

さらに17番パー4では、2打目をグリーン左バンカーに打ち込んだボールは不運にも目玉状態に。1発で出すことができず、4打目もピンを4メートルオーバー。これを外し、2つ目のダボでオーバーパーに後退した。

「ショットの状態はすごく良かったし、パットもタッチは合っていた。あの2ホールを除けば内容は良かった。グリーンばかり警戒してしまい、周りのバンカーがあまり見えていなかったと思う」。

その言葉通り、ダボを献上する前までは首位に迫るかのような内容だった。前半7番(パー5)で4メートル、8番(パー3)で6メートルを沈める連続バーディ。10番(パー5)では、残り32ヤードの3打目を「チップインしかけた」とピンに絡め、ギャラリーを沸かせた。

「特に修正するところはないですね。明日からも、伸ばしていけるチャンスはあると思う」。今週は予選落ちが設けられていない4日間大会、まだ54ホールが残されている。無駄な焦りは捨て、8ストローク先にある首位の背中を追いかける。(タイ・チョンブリ/塚田達也)

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2014年 ホンダ LPGAタイランド



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