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今日の大山志保/このコースに勝ちたい、このコースでいいスコアを出したいって

日本の賞金女王として、初めてのメジャー大会に挑む大山志保。その初日のラウンドには多くの記者が興味を示した。そして、ラウンドを終えた大山の言葉にはスコアに対する反省よりも手ごたえを掴んだ喜びが伝わってきた。

10番ホールからスタートした大山は、12番でボギーを叩くも14番から3連続バーディを奪い2アンダーまでスコアを伸ばした。「前半はショットが良かった」と本人も言うとおりこの3ホールは2打目でピン1メートル圏内にピタリとつけてきた。

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ところが後半に入ると流れが一気に変わってしまう。2番でボギーを叩くと、3番ではドライバーのティショットを左に曲げOB、このホールでダブルボギーを叩いてしまった。「左に曲げるミスは今までなかったので、修正が効きませんでした」。その後もドライバーショットが安定せず、後半だけで6ストローク落とし4オーバー52位タイで初日のラウンドを終えた。

「ショットは練習ラウンドのときよりは大分よくて、手応えもつかめた反面、もっといけたという気もしています。今日みたいなミスをなくせばいけると思います。でも、とにかく今日は楽しかったです」。

大山の口から飛び出した「楽しい」。その理由を詳しく聞いてみると、「コースの難しさですね。このコースに勝ちたい、このコースでいいスコアを出したいって思って。コースが強くさせてくれる感じです。でも、手が出ないって感じではなくて、もう少し頑張ればやっていけるという手応えはありました」。

今季は出場可能なメジャーには積極的に挑戦し、秋には米ツアー出場資格獲得を目指す大山。メジャーのセッティングを楽しみながらも、手応えを感じるなど今後の戦いに期待を持たせてくれた。

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