大会連覇を狙う宮里藍は、「全英みたい」と表現する強風に苦しみ2オーバー発進 （Hunter Martin /Getty Images）

米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」初日、自身初の大会連覇に挑む宮里藍は、スタートホールの1番、さらに3番（パー5）とバーディを先行させたものの、その後は「中盤は風の影響もあって難しかった」とスコアメイクに苦しみ、3バーディ、5ボギーの「73」。首位に7打差の2オーバー43位という滑り出しとなった。

4人が出場している日本勢では、宮里美香の10位タイが最上位。日本人選手のコメントは以下の通り。

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宮里藍
「いいスタートが切れたが、中盤は風の影響もあって難しかったので、きょうは我慢の展開だった。一方向ではなく、10秒おきに後ろから吹いたり、前から吹いたり、横から吹いたり、「全英オープン」くらいの勢い。今までにないくらい手前から転がしていった。それでもよく耐えたほうだったと思うし、自分ではいい内容のゴルフができた」

宮里美香
＜1アンダー、10位タイの好発進＞
「3パットのボギースタート。前半はもったいなかったが、後半はショットも良くなったし、バーディも3つ取れた。風が強くて、いい感じに打ってもショートしてしまうショットが結構あった。一番良かったのはアプローチとパッティング。手前から攻めることができたと思うし、乗らなくてもアプローチでセーブできたのが大きかったと思う。ティショットもほとんどフェアウェイ、セカンドショットも悪くなかった。このコンディションの中、良く耐えたと思う」

野村敏京
＜3連続ボギー発進ながら1オーバーにまとめ、30位タイと無難な滑り出し＞
「風が吹いていて、（スタートから）1、2、3番ホールでショットが良くなく、連続ボギーだった。でもまあ、きょうはこのスコアで満足とします。パターも運が良くて、よく入った。また明日も風があると思うので、攻めるのではなく守るゴルフをやりたい。明日の目標スコアはまだ決めてないが、バーディをいっぱい獲りたい。（日本ツアーで勝ったことは）自信になっています」

上田桃子
＜3オーバーの54位タイと出遅れる＞
「バーディ合戦のコースなんだろうなと思っていたが、きょうは風が強くて「全英」みたいな感じだった。もったいないミスが本当に目立ったし、距離感のコントロールが難しい1日だった。きょうの結果には不満足です。出だしのショットがほんとに良くなかったので、それがスコアを伸ばせなかった理由だと思う。ちょっと出遅れたけど、日本ツアーも3日間だし、明日いいスコアを出せるようにしたい」