スコアでは差が開いたものの…ヤニ・ツェンとのラウンドを楽しんだ上田桃子

米国女子ツアーの今季開幕戦「ホンダLPGAタイランド」の第3ラウンド。5アンダーの4位タイでスタートした上田桃子は4バーディ、7ボギーの「75」と崩れ、通算2アンダーの16位タイに後退した。

かねてからの友人であるヤニ・ツェンとのラウンドに「彼女に負けないぞという気持ちでアドレナリンが出ていたのか、ボールが飛びすぎてしまった」とショットの距離感に苦しみ、ロングパットを余儀なくされるシーンが目立った。5番ではグリーン奥のバンカーからチップインバーディをねじ込むなど見せ場も作ったが「3パットが4回。それがすべてです」と出入りの激しいゴルフを反省した。

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今週世界ランク1位に上り詰め、3日目を終えてトーナメントリーダーとなったヤニについて「もともと飛ぶ選手だったけれど、小技がすごくうまくなっている。それにすごく自信を持ってゴルフをしている」と話す。それでも「人が評価するものだから口には出さないけれど、自分では彼女に劣っていないところもあると思っている」と、刺激を受けたことでもちろん収穫もあったようだ。

昨年は最終的に6位タイに食い込んだ大会。「優勝うんぬんではなく、アンダーパーフィニッシュしたいです」と前を向いた。