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<ジンクスなんて吹き飛ばせ! 小平智の気概>

ジンクスとは何も不吉なことばかりを表すのではないのだが、それでもマイナスイメージがつきまとう。ツアーにも、まことしやかに囁かれている“ジンクス”が、けっこうな数あって、本気で信じている選手もいたりして、たかがと言ってあなどれない。

その中のひとつが、主催者としては非常に心苦しいばかりなのだが、JGTOが主催する「日本ゴルフツアー選手権」に関わるものである。

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同選手権に優勝した者は、そのあと勝てなくなるとか深刻なスランプに陥るとかいった類いで、大会は世界ゴルフ選手権の出場権や5年シードの豪華特典が得られるにも関わらず、勝者には勝ったそばからその嫌疑がひそかにかけられる構図になっているのだ。

さて、それなら当の勝者たちはそこをどう感じているかというのが主催者の立場としては、なおさら気になるところなのだが、昨年の覇者が今年、悲願の2勝目を達成したときに発したこのひとことには、本当に胸をなで下ろす思いがした。

先月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」を制した小平智が「ジンクスは信じない」。そればかりか「験担ぎもしない」と言った。「そういうの、ないと思ってやってます」と力強く言い放った気概に安堵した。

小平は今年、何があっても米ツアーへの参戦に挑戦をするつもりだという。米ツアーは昨年から制度が変わって予選会をパスしても、まずは下部のウェブドットコム・ツアーからの出場を余儀なくされて、ますますの狭き門も承知で果敢なチャレンジ。

ただし、今週の「フジサンケイクラシック」終了後の日本ツアー賞金ランキングで15位内に入れば、予選会のファーストステージは免除される。さらに同5位内なら、ファイナルから出られるというが「そこは、欲をかかずに15位狙い。セカンドステージからやるつもりで頑張ろうと思います!」。

歴代のツアープレーヤーNO.1がアメリカで活躍することになったら、これほど主催者冥利に尽きることはない。それに、これをきっかけに根拠のないジンクスがツアーから消えてなくなれば、その貢献度はなおさら高くなるというものだ。

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