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日の丸を背負ってプレーオフに臨んだチーム最年少谷原は・・・/竜平バーチヒルズ日韓対抗戦

日本代表メンバーたちの激励に見送られ、再び立ったプレーオフホールの18番ティ。それまでの緊張はウソのように消えた。

前日初日の夜に、キャプテン手嶋多一からプレーオフ要員として指名されたときは、その重さに押しつぶされそうになった。

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だが、いざとなると、途端に肝が据わるのが谷原秀人という選手だ。

最終組の深堀圭一郎が韓国のS.K.ホを相手に、終盤ホールで逆転に成功し、いよいよプレーオフが決まった瞬間、ウォーミングアップのため、早足で練習場に向かった。

「任された限りは、絶対に勝ちたい」。谷原は強い決意で、最後の決戦に臨んだ。

「結果としては負けてしまったが、この2日間は全員が一致団結して勝利に向かって一生懸命に戦ったと思う。誰も今回の戦いを、遊びだなんて思っている選手はいなかった」とキャプテン手嶋は言う。

真剣勝負だっただけに、のぼり3メートルのバーディチャンスを外した谷原の心情は、想像するにあまりある。

絶叫し、団子状態になって勝利に酔う韓国チームを横目に、うつむきながら引き上げた谷原。「とにかく、悔しいです」と谷原。

日の丸を背負って戦うことの厳しさを、思い知らされた瞬間だった。

日本代表メンバーたちの声

手嶋多一(日本代表キャプテン)
「まだ年が若いキャプテンということで至らない点があったと思います。次はまた経験を積んで、出直したい」

室田淳(メンバー最年長)
「練習場などで韓国の選手のスイングなどを見て、良い選手が多いことに驚いた。今回、日本もトッププレーヤーでメンバー構成してきたが、あまり差がないと感じた」

平塚哲二(初日、2日目とも敗退)
「僕には団体戦は無理だってことがわかった。(責任が)重すぎて・・・。今日5(オーバー)やて。ほんまオレってアホやわ・・・」

近藤智弘
「昨日、負けていたし、なんとかチームに貢献したかった。今日はポイントをあげられて良かったです」

星野英正
「昨日勝って、今日は負けて。僕にとっての日韓フレンドリーカップはチャラですね。こういうチーム戦は大好きです。日の丸を背負って戦うのは、本当に楽しかった。次もまた出たい」

丸山大輔
「僕は今日のストローク戦で、最後に追い抜かれてしまってすごく悔しかった。僕が勝っていれば、すんなり勝てていたのに・・・」

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