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ツアープレーヤーたちの金メダル <2016年リオデジャネイロ五輪>

ゴルフ界に、またひとつ嬉しいニュースが入った。2016年のリオデジャネイロ五輪でゴルフが正式競技となることが決まった。今月9日の第一報に、「プレジデンツカップ」でアメリカ遠征中の石川遼も、声を弾ませ「一人のゴルファーとして光栄。五輪の存在がより近くなり、注目も集まる。プレーするのが楽しみ」と話したという。

一方、こちらはニッポン。神奈川県は、戸塚カントリー倶楽部で行われた「キヤノンオープン」で、優勝争いの真っ最中だった池田勇太の第一声は、「7年もあとだろ。俺は、いくつになるんだ?」。指折り数え、「30かあ…」と思いを馳せる目をした池田に「選手として、脂が乗っている時期ですが」と畳みかけた報道陣に、「いやいや、錆び付いてたらどうすんだ!?」と、質問返しだ。さらに、続けて「ああ…。まあ、脂身は乗ってるかもしんねえけどな」と、将来メタボの可能性も、ちょっぴり懸念!?

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まあ、それは冗談として、110年を超える長い歴史の中でも、ゴルフが五輪で取り入れられたのは過去に2回だけ。1900年のパリと、1904年のセントルイスでそれ以後は、懸命の復活活動にもなかなか実現しなかったが、ようやく日の目を見ることになった。

いまや120数カ国以上、6,000万人を超える人々がゴルフをたしなむと言われている。「もともと競技人口は多いわけだし、これでますますゴルフが注目されるだろう」と、愛してやまない一人として、池田もその復帰を喜ぶ。「アジア大会はあるのに、なんでオリンピックはないんだろう、とずっと思っていたからね」という池田は、アマ時代に世界ジュニアで優勝。

若いころから日本代表の重責をつとめてきた池田にとって、まさに「国を背負って立つ」というその重みと価値は、何物にも替え難いものがあるようだ。「見るよりも、そりゃあやるほうが気合いが入るし、頑張らなきゃいけないと思うだろう。現地に行けば、ますます気持ちよくプレーできるだろうし、代表になれば、そりゃ金メダルも欲しくなるんじゃないの」と、開催を今から待ちわびている。

7年後はまだまだ先のようで、あっという間だ。池田と石川がそのころには日本ゴルフ界の両巨頭として君臨し、揃ってベテランのウッズを打ち負かす…。そんなシーンを今から想像して、ワクワクしてくる。

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2009年 キヤノンオープン



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