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イ・ボミ「過去と比較しない」首位と5打差から2季ぶり復活Vへ

◇国内女子◇資生堂アネッサレディスオープン 3日目(6日)◇戸塚CC(神奈川県)◇6513yd(パー72)

15位から出たイ・ボミ(韓国)が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、首位と5打差の通算8アンダー7位に浮上した。トップ10で最終ラウンドを迎えるのは、6月「宮里藍 サントリーレディス」以来で今季2度目になる。

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強くて美しい、かつての女王の姿があった。前半5番(パー3)、6Iでピン左下1mにつけて初バーディを奪った。7Iで50㎝に絡めた8番(パー3)を含め3連続バーディで前半「32」(パー36)。1mのチャンスを外した次の11番(パー3)でボギーをたたき、「良い流れを取り戻すのに時間がかかった」。しかし、大会を通じ3日間連続でアンダーパーを出すのは、最後に優勝した2017年8月「CAT Ladies」以来。「ショットはすごく良い。アイアンでチャンスについた」と照れくさそうに笑った。

前週「アースモンダミンカップ」後、渡邉吾児也(あるや)トレーナーとともにバックスイング時の左手首の角度を修正すると、左に引っ掛ける打球が激減した。2015、16年と2季連続賞金女王を獲得した後、渡邉トレーナーとは一度は“離別”したが、昨季終了後に再び専属契約した。燃え尽き症候群ともささやかれる中、全盛期を知る人に最後に復活の望みを託した30歳は「過去のスイングと今のスイングは違う。一番良かったときは、完璧。でも今はそれは出来ない。だからもう比較しない」と言った。

都心からアクセス抜群の戸塚CC西コースには大歓声が響く。雨が降った3日目も6975人が来場。宮里藍さんが優勝した05年「日本女子オープン」最終日には歴代最多になる2万1018人を集めた。

「成績のことを少しは意識するかもしれない。でも緊張感がある中で自分のスイングをできるかが、大切。今の私には」。今も断トツの人気。熱気に包まれる最終日、その中心に人懐っこい“スマイル・キャンディ”の笑顔がある。(横浜市旭区/林洋平)

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