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「ここで勝ったら本物」笠りつ子は最終戦で待望Vへ

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 2日目(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6448yd(パー72)

今季優勝者と賞金ランク25位までの選手などに出場権が与えられるエリートぞろいの最終戦。今季未勝利の中では最上位の賞金ランク15位で迎えた笠りつ子は、通算4アンダーの3位で大会を折り返した。首位と4打差について「このコースでは、まったく気にならない」と言い切った。

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最終18番。2打目をグリーン右の深いバンカーに入れると、3打目は手前のラフで止まった。前日に続いてボギーの締めくくりとなったが、「71」と1つ伸ばして上位に踏みとどまった。2日間を通じて全選手のバーディ2つという難ホールについて、「悔しさはあるけど、あした以降は何とかパーを拾いたい」と週末へのカギとした。

昨季はシーズン終盤まで賞金女王争いに加わり、同ランク3位として自身初の1億円超えを達成。今季の目標を賞金2億円に掲げた。オフからトレーニングに励んだが、結果の出ない日々。「ショットが昨年に比べて思った通りに打てていなかった。去年はショットがすごく良くて、パットが決まらなくてもチャンスを作り続けたけど。今年は途中にアプローチも悪くなったりもして」と噛み合わなかった。

この日はパーオン率83%で「ショットは良い感じで打てている」とうなずいた。2011年から7年連続出場の最終戦は「ものすごく相性が悪い」という舞台。直近の2年間はアンダーを出したラウンドがなく、通算2桁オーバーを叩いた年は2回ある。芽が強い高麗芝が合わないようで、「タッチが難しいしさ、好きじゃないよ~」と笑った。

「でも、そんなこと言ってられない。しっかり向き合わないと」と、ラウンド後も練習グリーンで球を転がし続けた。自身初のメジャー制覇がかかる週末。「1年の集大成。ここで勝ったら本物だから」と集中力を高めた。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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