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四国のグリーンは「読みやすい」 鈴木愛がホームで躍動

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(16日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6550yd(パー72)

賞金ランキング1位に立つ鈴木愛が、賞金女王に向けて力強い一歩目を踏み出した。大会初日を8バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの5アンダー「67」でプレー。優勝すれば賞金女王決定の可能性がある一戦を、首位と3打差の単独2位で滑り出した。

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持ち味のパットは引き続き好調をキープ。「ショットの調子が戻ってすごく良いラウンドだった」という前半インは4つのバーディを量産し、4アンダーの首位で後半へ折り返す。後半3番(パー3)では1打目をグリーン右手前のウォーターハザードに入れてダブルボギーとしたが、悔いを残した1打は「3番くらい。それ以外は悪くなかった」。ラスト5ホールで2回の4mパットを沈めるなど4バーディを奪い返し、再び上位争いに加わった。

「四国のグリーンは(ラインが)読みやすいので、ショットさえ付けば入る気がする」と、グリーンとの好相性もパット巧者のプレーを後押ししている。徳島県出身の鈴木が言うには、四国のグリーンは「ちょっとだけ(芝)目があるところが多い」とのこと。その影響に惑わされるプロも少なくないというが、「私は構えた(アドレスした)ときの印象でラインを決めるタイプ。あまり気にせずに行けているのがいいのだと思う」と説明した。

実際に、四国で開催された大会の成績はどうなのだろうか。鈴木がプロ転向した2013年以降、四国で行われたのは下記の6大会。過去に予選落ちはなく、トップ3入りが3回と言葉を裏付ける好成績を残している。(GDO調べ)

2014年「大王製紙エリエールレディス」(香川県)/2位
2015年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」(高知県)/2位
2016年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」(高知県)/4位
2016年「リゾートトラスト レディス」(徳島県)/23位
2016年「大王製紙エリエールレディス」(愛媛県)/3位
2017年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」(高知県)/21位

週末には地元・徳島県から多くの知人たちが応援に駆け付ける見込み。ホームの利を存分にいかして、初の賞金タイトルへまい進を続ける。(愛媛県松山市/塚田達也)

関連リンク

2017年 大王製紙エリエールレディスオープン



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