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17歳・小倉彩愛がエース達成で上位争い「緊張まったくない」

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(29日)◇我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)◇6706yd(パー72)

暫定首位は36ホールの大会史上最多アンダーパーに並ぶ通算9アンダーの畑岡奈紗申ジエ(15ホール終了)の2人。スコアの伸ばし合いとなっているナショナルオープンの上位争いに、レギュラーツアー初出場の17歳アマチュア小倉彩愛(おぐら・さえ)が通算7アンダーとして食い込んできた。

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この日の第2ラウンドでは、4番(パー3/157yd)で5UTを使ってホールインワンを達成。キャリーでピン上3mに落とすと、傾斜を戻してカップに沈めた。「ラインは出たなと思っていたら、ギャラリーが『入れ-』って言ってくれて。歓声が沸いて(入ったと)分かりました」と振り返った。

「このコースは、ピンサイドに外すとすごく難しいので、ほとんど1ピン右とか、1ピン左とかを狙っていた。でも、ここだけはほぼ真ん中に切ってあったし、ピンを狙った」という1打。ホールインワンは小学生のときに2回。プロの試合では自身初で、「日本女子オープン」史上アマチュアとしては4人目となった。

2015年には14歳で「日本ジュニア選手権」(12歳~14歳の部)を制覇した。「飛距離もあまり出ないし、パッティングとアプローチが好き」と、身長159センチと小柄ながら、ショートゲームで組み立てていく。子どものころ、自宅の庭にあった桃の木を切ってネットを張り、アプローチ練習ばかりしていたというのが、その根底にある。

8月の最終予選を4位で突破して出場。「緊張はまったくなくて、歓声がうれしいです」と、メジャーの大舞台にも物おじはしていない。簡単だと指摘される今年のコースセッティングには「これでもラフが短いんだなって」と初々しく苦笑いした。

昨年の畑岡のアマチュア優勝は、今大会に出場するアマチュアたちの背中も確実に押している。「いまはすごいアマチュアが強くて、プロの試合でも上位に行っている。自分も行けるかなと思ってやっていました」と小倉。「ピン位置でスコアが左右されるけど、しっかりマネジメントしていけば、アンダーは出ると思う。ボギーは取らないようにプレーしたい」と気合いを込めた。(千葉県我孫子市/今岡涼太)

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2017年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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